NTTデータビジネスシステムズの仕事内容と職種
NTTデータビジネスシステムズを調べていると、業務SE、インフラSE、営業、企画などの名前が並び、自分がどの仕事に興味を持っているのか迷うことがあります。
企業研究では、何を対象に、どんな作業を、誰と進める仕事なのかを比べることが大切です。
公式の仕事内容と社員の担当例を読むと、同じITの会社でも、業務アプリケーション、IT基盤、顧客への提案、新規事業の企画では、関わり方が違うことが分かります。
ただし、仕事紹介の呼び名や社員の経歴を、そのまま自分の応募職種や配属の条件に置き換えないようにしましょう。
本記事では、NTTデータビジネスシステムズの4つの仕事を読み比べ、募集要項と照らす際の確認点、説明会で使える質問メモの作り方を解説します。
NTTデータビジネスシステムズはどんな会社?
NTTデータビジネスシステムズは、法人分野の市場開拓と、NTTデータが進める大規模案件の開発という2つの役割を担う会社です。
公式の会社紹介は、顧客の経営や業務の課題に対して、コンサルティングから要件定義、開発、保守・運用までのサービスを提供すると説明しています。
会社全体が幅広い工程を扱っていても、一人の社員が最初からすべての仕事を担当するという意味ではありません。
企業研究では、顧客の業務を理解する仕事と、それを実現する技術や仕組みを考える仕事が、どうつながるのかを見ていきましょう。
同社の応募条件や手続きは、公式の募集案内で確認してください。
ほかのIT企業も含めて、自分の学習経験をどんな仕事につなげたいか迷うときは、就活支援サービスで相談する方法もあります。
28卒でプログラミング経験があり、ITエンジニアを志望する未利用の方は、レバテックルーキーの相談案内を確認できます。
これはITエンジニアの企業選びを相談する窓口で、NTTデータビジネスシステムズへの応募や、同社の求人紹介・選考での優遇を約束する案内ではありません。
SE・営業・企画の仕事を比べる
公式の仕事紹介を読むときは、業務アプリを作る、IT基盤を支える、顧客へ提案する、新しい事業を考えるという違いに注目してみましょう。
ここでは、公式が紹介する9つの仕事内容のうち、業務SE、インフラSE、営業、企画の4つを取り上げます。
仕事内容を理解するための比較で、応募時に選べる4つの区分をそのまま示した表ではありません。

| 仕事紹介の呼び名 | 対象とするもの | 主な作業の読み方 |
|---|---|---|
| 業務SE | 顧客の業務アプリケーション | 業務の課題を捉え、要件定義から開発・導入・保守運用へつなげる |
| インフラSE | システムが動くIT基盤 | ネットワークやサーバーなどを設計・構築し、運用を支える |
| 営業 | 顧客の課題や事業の変化 | ニーズを捉え、ITサービスを企画・提案する |
| 企画 | 市場や消費者のニーズ | 動向を分析し、新たな事業やサービスを考える |
同じ顧客の課題に取り組む場合でも、対象となる仕組みや作業、相談する相手が変わります。
具体的な担当例と合わせて、自分がさらに知りたい仕事を探してみてください。
- 業務SE:業務アプリケーションを形にする
- インフラSE:システムが動く基盤を支える
- 営業:顧客の課題をITの提案につなげる
- 企画:市場やニーズから事業を考える
業務SE:業務アプリケーションを形にする
業務SEは、顧客のビジネスや業務の課題を分析し、業務アプリケーションの要件定義、設計、開発、導入、保守運用を行う仕事です。
顧客が何をしたいかを理解し、必要な機能や仕組みへつなげることに関心がある方は、具体的な担当工程を調べてみましょう。
業務アプリケーションと顧客調整の公式例(紹介時点)
S.Okawaさんは、携帯電話会社の会員アカウントに関する開発で、単体試験や会員ページの作成を担当したと説明しています。
その後、NTTデータと共同で進めるデータ活用の開発案件に参加し、顧客と開発チームの間で要望や対応を調整した経験を紹介しています。
これは個人の担当例で、すべての社員が同じ顧客や順序で仕事を経験するという説明ではありません。
この例では、作る作業だけでなく、顧客の要望を聞き、開発チームと相談する関わりも読み取れます。
説明会では、要件を考える段階、実装や試験の段階、顧客と調整する段階で、どんな担当者と協力するのかを聞いてみましょう。
インフラSE:システムが動く基盤を支える
インフラSEは、ネットワーク、サーバー、セキュリティ、データベースなどの知識を使い、IT基盤の設計、構築、運用、監視を行う仕事です。
業務SEと比べると、アプリケーションが動く土台に、どう関わるかが仕事内容を考えるポイントになります。
電力会社のWebサイトを支える公式例(紹介時点)
R.Sudoさんは、電力会社のWebサイトがクラウド上で動くための、インフラの設計・構築や保守・運用を担当すると説明しています。
機能追加に必要なクラウド側の設定を考えることや、ほかの開発チームとの調整も、担当する仕事として紹介しています。
紹介時点の個人の経験であり、全員の担当顧客、使うクラウド、初期配属を保証するものではありません。
基盤への関心がある方は、機器やサービスの名前に加えて、アプリケーション側の要望とどう調整するのかにも注目してみてください。
勤務時間帯や必要な資格は、この事例だけから推測せず、実際に検討する募集や仕事の案内で確認しましょう。
営業:顧客の課題をITの提案につなげる
営業は、顧客のニーズや課題を捉え、ITサービスを企画・提案する仕事です。
公式の営業職特集は、幅広い業界へ解決策を展開するソリューション営業と、特定企業と関係を深める顧客営業を説明しています。
ソリューション営業は、顧客や競合、社会の動向を分析し、新しいビジネスや解決策を広く展開する関わり方です。
顧客営業は、特定の企業を深く理解し、その企業の課題に合うシステムやサービスを提案する関わり方です。
公式は、導入後も顧客の課題を聞き、次の提案へつなげることを説明しています。
参考:公式「営業職特集」
営業に関心がある方は、どんな顧客の業務を知りたいのか、技術を扱う社員と何を相談したいのかまで考えると、仕事の希望を具体化できます。
企画:市場やニーズから事業を考える
企画は、市場や消費者のニーズを分析し、顧客の課題解決に向けた企画を立てる仕事です。
アイデアを出す場面だけでなく、誰に価値を届け、どのように事業として実現するかにも目を向けましょう。
保守の経験から新規事業を考える仕事へ進んだ公式例(紹介時点)
S.Asaiさんは、Biz∫というソリューションのカスタマイズや機能追加などの保守を経験した後、入社5年目にサービスデザイン部へ異動したと説明しています。
新しい部署では、事業のアイデア、市場調査、実現方法や収益化、誰にどんな価値を提供できるかを検討する仕事を紹介しています。
これは個人の経歴で、入社直後から企画を担当できることや、全員が同じ時期に異動できることを示すものではありません。
企画への関心がある方は、自分が気になった業界や生活上の課題に加え、実現に向けて誰と協力するのかを質問してみましょう。
紹介にある入社年は取材年ではないため、現在の担当や経歴を自分で更新して読まないことも大切です。
応募前にそろえたい3つの情報
仕事内容を読んだ後は、募集職種の名前、卒業・修了の対象年月、配属が決まる範囲を確認します。
社員紹介の職種や経歴と、自分が応募するための区分は、必ずしも同じではありません。
特に、同社の仕事紹介と募集要項には、職種名の表記が異なる部分があります。
入社後の学習環境も企業間で比べたい方は、教育制度で選ぶIT企業ランキングも参考にしてください。
ここでは、仕事内容への関心を応募判断につなげるための3つの確認点を整理します。
- 仕事内容の呼び名と募集職種を照らす
- 卒業・修了の対象年月と受付を確認する
- 初期配属とその後のキャリアを分ける
仕事内容の呼び名と募集職種を照らす
公式の募集要項が挙げる職種は、業務SE、方式SE、営業、企画の4つです。
一方、仕事内容を紹介するページには、業務SE、インフラSE、営業、企画のほか、コンサルタント、PL、PM、研究開発、スタッフという説明があります。
仕事紹介の9分類を、そのまま9つの応募職種として数えないようにしましょう。

また、募集要項は「方式SE」、仕事紹介は「インフラSE」と表記しています。
この2つが応募上でどこまで同じ業務範囲を指すかは、本記事では確認できていません。
インフラの仕事に関心がある場合も、正式な募集区分と、実際の担当業務の対応を確認する必要があります。
職種名を照らす質問例(編集部作成)
「仕事紹介にあるクラウドやネットワークの仕事に関心がありますが、募集要項の方式SEでは、どの範囲を担当しますか。」
役割名を知ることと、応募できる区分を確かめることを分けると、聞きたい点が明確になります。
卒業・修了の対象年月と受付を確認する
公開の募集要項は、大学(学士)、大学院(修士)、高等専門学校を、2027年9月から2028年3月末までに卒業・修了見込みの方を対象にしています。
自分の卒業・修了予定が、この対象範囲に合うかを確認してください。
ただし、要項の掲載と、現在の応募受付・職種別の募集枠は別です。
本記事では、現在の受付状況、職種ごとの募集枠、応募の締切を確認できていません。
対象年月を確かめた後、実際の応募日程や必要な手続きは公式の案内で確認しましょう。
過去の年度の記事や社員の入社時の説明だけで、今の応募条件を判断しないことが大切です。
初期配属とその後のキャリアを分ける
社員紹介を読むと、担当する仕事の変化や、別の部署へ移った経験も知ることができます。
ただし、一人の担当や異動の経験と、自分の初期配属の条件は分けて確認しましょう。
社員の例と同じ時期に企画へ移ったり、同じ顧客や工程を担当したりできるとは限りません。
配属について確認したい項目(編集部作成)
- 希望する職種や事業を、いつ伝える機会があるか
- 初期配属で決まる職種・部署・勤務地の範囲
- 最初に担当する工程と、ほかのチームとの関わり方
- 将来別の仕事を目指す場合の相談方法
仕事の広がりを知るために社員紹介を使い、応募する際の条件は自分の対象年度の案内で確かめてください。
関心のある仕事を説明会の質問にする3ステップ
企業研究で知ったことは、気になった対象と作業、自分の経験、まだ分からない条件に分けると、質問へつなげやすくなります。
以下は編集部が提案するメモづくりの順序で、会社が定める選考手順や応募書式ではありません。
すべての職種について書こうとせず、最初は一つの関心を掘り下げてみましょう。
- ステップ1:気になった対象と作業を選ぶ
- ステップ2:経験との接点を整理する
- ステップ3:募集案内と確認したいことをまとめる
ステップ1:気になった対象と作業を選ぶ
まず、業務アプリケーション、IT基盤、顧客への提案、事業の企画のうち、さらに知りたい仕事を一つ選びます。
選んだら、誰のどんな課題に、どの作業で関わりたいのかを短く書いてみてください。

対象と作業を選ぶメモ例(編集部作成)
対象:顧客が日々の業務で使うアプリケーション。
知りたい作業:使う人の要望を整理し、必要な機能を考えること。
これは関心を整理する一例で、4つの仕事のうちどれかを必ず選ばなければならないという意味ではありません。
公式のほかの仕事紹介も読みながら、自分が知りたい対象を具体化しましょう。
ステップ2:経験との接点を整理する
次に、授業や制作などで自分が取り組んだことと、選んだ仕事への関心を照らし合わせます。
経験の規模を大きく見せるより、どんな問題を考え、何を試したかを整理することが大切です。
経験と仕事をつなげる架空の例(編集部作成)
グループ活動の記録をまとめるため、入力フォームを作り、使うメンバーに必要な項目を聞いた学生を想定します。
「人によって違う要望を整理した経験から、顧客と開発チームの間で必要な機能を考える仕事に興味を持った」とメモできます。
これは考え方の例で、実際の内定者の経験や、合格する回答例ではありません。
取り組んだことと、これから知りたいことを分け、まだ経験していない仕事を自分の実績として書かないようにしましょう。
ステップ3:募集案内と確認したいことをまとめる
最後に、公式の募集要項を開き、職種名と卒業・修了の対象年月を確認します。
仕事紹介で関心を持った内容が、応募区分とどうつながるか、確認したいこともメモしてください。

仕事内容の質問と、応募・配属の条件の質問を分けると、知りたいことを伝えやすくなります。
説明会で使う質問例(編集部作成)
「業務アプリケーションの機能を考える仕事に関心がありますが、若手は顧客との相談や開発のどの部分から担当しますか。」
「興味のある仕事と、募集要項の職種の対応をどの案内で確認できますか。」
「希望する職種や勤務地について、初期配属ではどの範囲が決まりますか。」
ほかのIT企業も含めて希望する仕事や経験の伝え方を整理したい場合は、就活支援サービスで相談する方法もあります。
28卒でプログラミング経験があり、ITエンジニアを志望する未利用の方は、レバテックルーキーの相談案内を確認してみてください。
NTTデータビジネスシステムズへの応募や求人紹介、選考上の優遇を保証する窓口ではないため、公式の応募先と企業選びの相談先は区別しましょう。
すでに利用している方は新たに登録せず、担当者へ希望する仕事や相談したいことを伝えてください。
まとめ:仕事の対象と関わり方から考えよう
NTTデータビジネスシステムズの企業研究では、仕事の対象、具体的な作業、協力する相手をそろえて読むことが大切です。
業務アプリケーション、IT基盤、顧客への提案、事業の企画の中から、関心のある仕事を一つ選んでみましょう。
社員の担当例は仕事を理解する材料にし、募集職種の名称、対象年月、初期配属の条件は別に確認してください。
自分の経験との接点と未確認のことをメモに残せば、説明会や公式案内で確かめたい質問を具体化できます。



