NTTデータアイの仕事内容|公共ICTを製品から知る
NTTデータアイの「公共分野のICT」に関心があっても、社会を支えるという説明だけでは、日々どんな業務と関わるのか想像しにくいことがあります。
企業研究では、システムを使う人と、その人が進める業務から調べるのがおすすめです。
医療機関の請求書類の点検、子育て施設の受付、貿易に関わる情報の連携と、対象を具体的にすると、興味のある仕事を考えやすくなります。
製品を読んで関心を絞ったら、入社後にどの工程へ関わるのかを確認しましょう。
本記事では、NTTデータアイが扱う3つの製品から支える業務を整理し、28卒の就活生が募集案内を読む際の注意点と、質問メモの作り方を解説します。
NTTデータアイは公共分野の業務をICTで支える
NTTデータアイは、官公庁、自治体、医療などの公共分野を中心に、システム開発やICTサービスを手掛ける会社です。
航空、貿易物流、住民サービスなど、社会の仕組みを動かすシステムにも参画しています。
企業研究では、社会とのつながりが見える仕事をしたい方ほど、支える業務を一つ選んで深く調べるとよいでしょう。
扱う分野が広いため、「社会に貢献したい」という希望に、誰のどんな作業を支えたいのかを添えることが大切です。
会社の仕事にはシステムの企画・提案、設計・構築、運用・保守などがありますが、希望する分野で最初にどの工程を担当するかは、採用案内や説明会で確かめましょう。
NTTデータアイへの応募条件や手続きは、公式の募集案内で確認してください。
ほかのIT企業も含めて、プログラミングの経験をどんな仕事へつなげたいか迷うときは、就活支援サービスで相談する方法もあります。
28卒でプログラミング経験があり、ITエンジニアを志望する未利用の方は、レバテックルーキーの相談案内を確認できます。
3つの製品例から支える業務を知る
製品紹介は、使う人、支える業務、扱う情報をそろえると読み比べやすくなります。
ここでは、医療機関向けのレセプト博士、子育て施設向けのこころひろまるくん、貿易物流に関わるSimGateを取り上げます。
機能名を覚えるより、利用者のどの作業を助ける仕組みなのかを考えてみてください。

3つの製品で支える業務の比較
| 製品の用途 | 主な利用者 | 支える業務と情報 |
|---|---|---|
| 医療機関のレセプト点検 | 医療機関の点検担当者など | 請求書類の点検、確認結果の表示や集計 |
| 子育て施設の受付 | 施設の職員 | 予約、入退館、利用状況の集計 |
| NACCSとの情報連携 | 貿易実務に関わる企業の担当者 | 税関への申告や許可に関する情報の管理・連携 |
気になる業務を選んだら、そこで必要となる情報や利用者の動きを具体的に追ってみましょう。
- 医療機関:レセプトの点検を支える
- 子育て施設:受付と利用状況の集計を支える
- 貿易物流:NACCSと社内の情報をつなぐ
医療機関:レセプトの点検を支える
決められたルールを整理し、確認が必要な箇所を分かりやすく伝える仕組みに関心がある方は、レセプト点検の製品から読むのがおすすめです。
レセプトは、医療機関が診療報酬を請求する際に使う書類です。
レセプト博士が支える業務の例
レセプト博士は、医療機関でのレセプト作成や点検作業を支援する製品です。
医療機関ごとの確認ルール、チェック結果の表示、査定・返戻に関する集計などの機能があります。
NTTデータアイは、レセプト博士の総合販売代理店です。
仕事を考える手がかりは、業務に合う確認ルールと、担当者が判断しやすい見せ方です。
製品の導入や利用支援に興味があれば、利用者の業務をどのように理解し、関係者と調整するのかを質問してみましょう。
子育て施設:受付と利用状況の集計を支える
人が施設を利用する流れや、職員の事務作業を使いやすい仕組みにしたい方には、子育て施設の受付システムが参考になります。
施設を訪れる人の動きと、受付・集計を行う職員の作業の両方を考えてみてください。
こころひろまるくんが支える業務の例
こころひろまるくんは、子育て支援施設向けの予約・受付システムです。
会員カードのバーコードを使う入退館管理や、予約・集計の業務を支えます。
蓄積した利用データから統計情報や報告書を作る機能もあり、施設での利用状況の把握につながります。

受付で入力した情報が、その後の集計や報告へどうつながるかを読むと、システムが業務を支える流れを想像しやすくなります。
身近な施設への関心から、入力画面、情報共有、集計といった技術の仕事まで広げて調べてみましょう。
貿易物流:NACCSと社内の情報をつなぐ
異なるシステムの間で、必要な情報をやり取りする仕組みに興味がある方は、SimGateの用途を読むのがおすすめです。
画面に見える機能だけでなく、どこから情報を受け取り、どこで使うかに注目しましょう。
SimGateが支える業務の例
SimGateは、輸出入などの業務に使うNACCSと接続するためのゲートウェイソフトウェアです。
税関への申告や許可に関する情報をまとめて管理し、社内のシステムで活用するための連携機能を備えています。
企業研究では、接続先、やり取りするデータ、利用する業務の3つを整理してみてください。
システム同士をつなぐ仕事に関心があるなら、どのような情報の確認や試験が必要になるのかを、仕事内容の質問にできます。
会社の事業と自分の応募条件を分けて読む
製品から興味のある業務が見つかったら、自分の卒年の募集条件と、希望する分野で担当する工程を確認します。
支えたい業務と、入社後に担う作業の両方が分かると、企業選びの判断を具体的にできます。
入社後の教育制度を会社間で比べたい方は、教育制度で選ぶIT企業ランキングも参考にしてください。
- 27卒の要項を28卒の条件へ転用しない
- 希望する業務と担当工程を確認する
27卒の要項を28卒の条件へ転用しない
公式の採用ページには27卒・28卒それぞれの入口がありますが、詳しい募集要項の見出しは「2027卒」です。
28卒の就活生は、この27卒要項の対象校、人数、勤務地、給与などを自分の年度の条件として使わず、28卒の案内で確認してください。
自分の卒年の入口から、職種や対象条件、現在の受付と締切を読む順で進めましょう。
入口があることと、希望する選考やイベントへ申し込めることは別なので、案内先の日程も確かめてください。
希望する業務と担当工程を確認する
医療、住民サービス、物流といった分野への希望に、企画・提案、設計・構築、試験、運用・保守などの工程を組み合わせて考えましょう。
利用者と話して業務を整理したいのか、仕組みを設計して作りたいのか、動作を確かめたいのかで、詳しく聞くべき内容が変わります。
希望する仕事を確かめる質問例(編集部作成)
- 関心のある業務分野では、どのような職種が関わるか
- 入社後はどの工程から経験することが多いか
- 顧客や協力会社とは、どのような場面で連携するか
- 分野や担当工程の希望を、いつ伝える機会があるか
まずは自分が関わる範囲と、周囲との役割分担を確かめることをおすすめします。
公共ICTへの関心を質問メモにする3ステップ
企業研究のメモは、支えたい人と業務、自分の経験、確認したいことの順に整理すると作りやすくなります。
- ステップ1:支えたい人と業務を選ぶ
- ステップ2:経験との接点と興味のある工程を書く
- ステップ3:対象年度の案内と質問を確認する
ステップ1:支えたい人と業務を選ぶ
最初に、製品を使う人と、その人が進める業務を一組選びます。
誰の、どの作業を支えることに興味があるかを書けば、公共ICTへの関心を具体的な言葉にできます。

支えたい業務を選ぶ例(編集部作成・架空の学生)
「施設を利用する人と職員の両方が使いやすい受付に関心があり、入力した情報を集計へつなげる仕組みを知りたい。」
取り上げた3製品だけで希望を決める必要はありません。
一つの業務に関心が持てたら、ほかの公共分野にも目を向け、自分が支えたい仕事を比べてみましょう。
ステップ2:経験との接点と興味のある工程を書く
次に、自分が実際に作ったものや考えたことを振り返り、関心を持った業務との接点を探します。
会社の製品機能と自分の制作経験を混ぜず、どの作業をもっと知りたいかを書きましょう。
経験と興味を整理する例(編集部作成・同じ架空の学生)
「授業では架空のイベントの受付と集計を行うプログラムを作り、入力項目と集計結果の対応を考えた。」
「実際の施設向けシステムは未経験なので、利用者の要望を整理し、画面やデータを設計する際に何を確かめるのか知りたい。」
経験した作業から、次に学びたい工程へつなげると、無理に大きな実績を語らずに関心を伝えられます。
ステップ3:対象年度の案内と質問を確認する
最後に、28卒の公式案内と、仕事内容や配属についての質問をまとめます。
下の採用ページには27卒の募集要項と28卒の入口があるため、対象年度を見て進めてください。

仕事と応募条件を確認する例(編集部作成・同じ架空の学生)
「施設の受付や集計を支える仕組みに関心がありますが、利用する職員の要望は、どのような工程で確認しますか。」
「28卒の募集職種や配属の案内はどこで確認でき、希望する業務分野を伝える機会はいつありますか。」
仕事の中身と応募条件を分けて質問すると、自分が知りたいことを整理して伝えられます。
ほかのIT企業も含めて、学習経験に合う仕事を考えたい28卒の方で、プログラミング経験がありITエンジニアを志望する場合は、レバテックルーキーで企業選びを相談する方法もあります。
未利用の方に向けた案内で、利用中の方は重複登録せず担当者に相談してください。
まとめ:支える業務からNTTデータアイの仕事を考えよう
NTTデータアイの企業研究では、公共ICTという広い言葉を、医療機関の点検、施設の受付、貿易情報の連携といった業務へ具体化するのがおすすめです。
誰を支えたいか、どの工程に関心があるか、自分の経験と何がつながるかを整理してみましょう。
製品から知った業務を出発点に、自分の年度の募集条件と入社後の担当を確かめると、会社への質問を深められます。



