大塚商会の仕事内容|営業・SE・CEの違いと選び方
顧客の困りごとを聞き、提案から導入後まで支えたい人に、大塚商会はおすすめの企業です。
同じ技術職でも、SEはシステムの設計と案件管理、CEは機器の導入や保守が中心で、日々取り組む作業が異なります。
職種ごとの役割と採用経路がわかれば、会社の知名度だけでなく、自分が担当したい仕事を軸に応募先を選べます。
本記事では、大塚商会の営業・SE・CE・スタッフの仕事内容、仕事を学ぶ仕組み、応募前の確認事項を解説します。
大塚商会の仕事内容はオフィスの課題解決
大塚商会の仕事内容は、オフィスのシステム導入と、その後の運用支援を通じて企業の課題を解決することです。

営業が課題を捉え、技術職が導入や安定稼働を支え、スタッフが取引と会社運営を支えるという関係です。
営業職は課題を見つけて解決策を提案する
営業職は、顧客との会話から課題を見つけ、解決に必要な商品やサービスを組み合わせて提案する仕事です。
継続して取引する企業への提案に加え、新規開拓も行うため、相手の事業を理解し、相談してもらえる関係を築くことが土台になります。
複数メーカーの商品から選べる一方、難しいシステム案件では専門営業やSEと協力して提案を組み立てます。
商品知識を覚えるだけでなく、顧客の要望を社内外へ伝え、関係者と解決策を形にする力も必要です。
企業の困りごとを聞き出し、技術の専門家と一緒に提案を進めたい人は、営業職から仕事内容を掘り下げるとよいでしょう。
公式社員紹介では、2019年度入社のK.Sさんが製造業の顧客にネットワークやセキュリティを提案し、社内の部門やメーカー、協力会社と案件を進める仕事を紹介しています。
技術職はシステム導入と機器の安定稼働を支える
技術職は、顧客が仕事で使うシステムや機器を、業務に役立つ状態へ整える役割を担います。
SEは要望を聞いてシステムを企画・設計し、関係者と協力しながら導入までのプロジェクトを進めます。
CEはパソコンや複合機、ネットワーク機器などを設置・設定し、点検や修理を通じて日々の安定稼働を支えます。
どちらも顧客と直接やり取りするため、技術を理解する力と、困りごとを聞いて説明する力の両方が重要です。
システム全体の仕組みを考えたいか、現場の機器を使える状態に保ちたいかを分けると、同じ技術職の中でも関心の方向が見えてきます。

スタッフ職は契約前後と会社運営を支える
スタッフ職は、契約に伴う業務と会社運営を支え、取引を円滑に進める仕事です。
業務スタッフは契約後の商品発注、納品、売上計上、請求・回収を管理し、案件ごとに異なる書類や処理を確認します。
営業支援スタッフは見積書や提案に付随する資料を作り、契約前の営業活動を支える役割です。
経理・法務・人事などのコーポレートスタッフもありますが、公式説明は適性に応じた若干名の配属予定であり、希望する部門への配属を約束するものではありません。
決められた処理をこなすだけでなく、優先順位を考え、営業や取引先と調整して仕事を進める点に特徴があります。
| 区分 | 支える場面 |
|---|---|
| 業務スタッフ | 契約後の発注・納品・請求回収 |
| 営業支援スタッフ | 契約前の見積・提案資料・受注支援 |
| コーポレートスタッフ | 経理・総務・法務・人事など |
大塚商会の技術職は担当する仕事と採用経路で選ぶ
SEはシステムの上流工程と案件管理、CEは機器の導入・保守を主に担います。
AI・データ職には専門スキルを前提とする別のジョブ型採用があるため、担当する作業と応募経路の両方で比較することが大切です。
SEは要件整理・設計とプロジェクト管理を担う
大塚商会のSEは、顧客へのヒアリング、要件定義、基本設計や提案といった上流工程を主な担当領域とします。
詳細設計やプログラム開発、テストなどは基本的に協力会社と進め、担当SEは予算・納期・品質を管理して案件全体を支えます。

技術の対象はアプリケーション、サーバーやネットワークなどの基盤、CADに分かれ、それぞれ必要な業務知識も異なります。
顧客の要望をそのまま受け取るだけではなく、実現する機能や進め方を整理し、関係者と合意する作業が重要です。
自分で実装する範囲は案件によって確認が必要ですが、設計と調整を通じてシステム全体を形にしたい人に向く仕事と考えられます。
| SEの領域 | 主な対象 |
|---|---|
| アプリケーション | 業務システムの導入と開発プロジェクト |
| テクニカル | サーバー・ネットワーク・セキュリティ |
| CAD | 設計支援システムの業務分析と導入・運用 |
2000年度入社のM.Tさんの公式紹介では、販売・会計・人事給与を扱う「SMILE」の導入を担当し、顧客との打ち合わせや要件整理を行う個別事例を確認できます。

CEは導入設置・定期保守・修理を担う
CEは、機器を導入する場面から故障への対応まで、顧客のオフィス環境を継続して支える仕事です。
導入時には機器の設置、基本ソフトの設定、ネットワークへの接続と動作確認を行い、使い始められる状態へ整えます。
稼働後は定期的な保守や事前の部品交換でトラブルを防ぎ、故障が起きたときには原因を捉えて修理します。
利用状況に合ったアドバイスやITソリューションの紹介も役割に含まれるため、修理だけで仕事が完結するわけではありません。
機器に触れる作業に加え、訪問先での相談対応を通して、顧客が安心して使い続けられる環境を支えたい人におすすめです。
2014年度入社のA.Tさんも、担当地域での修理・設置・定期メンテナンスに加え、顧客の質問や相談に応える仕事を公式インタビューで紹介しています。
AI・データ領域は専門スキルを活かす別の選択肢
AIやデータを扱う専門職には、特定のスキル・経験を前提とするジョブ型採用という別の選択肢があります。
AIエンジニアはプロダクト開発や技術検証、データサイエンティストは分析やモデル構築を担います。
データエンジニアはデータ基盤の構築・運用、データアナリストはBIによる可視化や施策の検証を進める役割です。
通常採用のSEに応募すれば自動的にこれらの仕事へ進めるわけではなく、専門性と募集条件を別に照合する必要があります。
2026年10月8日時点の公式ページでは、2028年卒向けの同年8月インターンは募集終了で、次のイベントや募集は決まり次第案内する方針です。
大塚商会で仕事を学ぶ研修と支援
大塚商会では、内定中の基礎学習から、入社後の職種別研修とOJTへ段階的に進みます。
最初の研修で学び終える仕組みではなく、若手期にも担当業務に合わせて知識を更新する流れがあります。
内定中にITの基礎を学ぶ
内定中は、ITの基礎知識と、社会人として働くための基本的なスキルを学びます。
大塚商会はオンラインと対面を組み合わせた内定者研修を行い、ITパスポートの合格に向けた勉強や、タイピング・Officeソフトの自己学習を案内しています。
2027年度の通常募集ではITパスポートを入社までに取得する必要があり、営業とCEには普通自動車免許も必要です。
応募時点の知識や資格を問わないという説明と、入社までの取得条件は、求める時点が異なります。
入社前に基礎を身につける期間を確保しておくと、職種別の専門学習に進むための準備を具体的に考えられます。
導入・職種別研修からOJTへ進む
入社後は社会人としての基礎や自社の知識を学び、その後に営業・技術・スタッフそれぞれの専門研修へ進みます。
OJTも組み合わせ、研修で学んだ知識を実務へつなげる流れです。
営業であれば商品や提案に必要な知識、技術職であれば担当分野の知識など、職種によって学ぶ内容が分かれます。

公式の育成ページは新人研修を約3か月、採用FAQは導入研修を約1か月、職種別共通研修を約3か月と説明しており、期間の表し方が異なります。
全員共通の合計月数と決めつけず、説明会では志望職種で何を学び、どの段階から現場で経験を積むかを確かめると、入社後の流れを理解できます。
若手期も専門研修と資格支援を使う
初期研修の後も、担当する仕事に応じて専門知識やビジネススキルを広げる仕組みがあります。
育成体系では1〜3年目を若年層とし、専門分野や応用的なビジネススキルの研修に加え、部門・地域の特性や最新商品を学ぶ研修を設けています。
資格取得には通信教育などの試験対策、取得費用の援助、対象資格の取得後奨励金といった支援があります。
ただし、費用は全額または一部の負担で、奨励金にも対象資格の条件があるため、どの資格でも同じ支援を受けられるわけではありません。
仕事で必要になる専門性と、会社が支援する学習の接点を見ると、研修の多さだけではわからない成長の道筋を比較できます。

大塚商会への応募前に職種と条件を確認する
通常の採用では、本エントリー時に営業・SE・CE・スタッフから応募職種を選びます。
仕事内容への関心を応募判断につなげるために、次の順で条件を整理しましょう。
- 担当したい仕事から応募職種を選ぶ
- 対象年度と必要な資格を照合する
- 配属地域と勤務時間を確かめる
担当したい仕事から応募職種を選ぶ
応募職種は、入社後に自由に選ぶ前提ではなく、本エントリーまでに仕事内容を理解して決めることが重要です。
公式FAQでは、職種ごとの説明会に参加した後、営業・技術のSE・技術のCE・スタッフから選ぶ流れを案内しています。
職種別採用のため、入社後の職種変更は原則として行わず、会社の方針や適性に応じて変更する場合があるという説明です。
自己申告や社内公募などの制度はありますが、希望を出せることと、希望どおりに異動できることは同じではありません。

顧客への提案・システム設計・機器の保守・取引の管理。まず担当したい仕事で選ぶにゃ。
対象年度と必要な資格を照合する
募集要項を読む際は、自分の卒業時期と、応募する採用経路が対象に合うかを先に照合します。
2027年度の通常募集は、2027年3月の大学卒業・修士課程修了予定者と、2025年・2026年3月の大学卒業・大学院修了者で正社員としての就労経験がない人を対象としています。
通常採用の知識・専攻不問という説明を、スキルや経験を条件とするAI・データのジョブ型採用へ広げないことも大切です。
入社までに必要な資格は職種別に確かめ、取得の準備に必要な時間も応募判断に含めましょう。
募集要項の給与欄は2026年度入社実績なので、2027年度の確定条件として読み替えず、適用年度まで確認する必要があります。
配属地域と勤務時間を確かめる
勤務地は、会社が拠点を持つ地域と、自分の職種で配属を予定する地域を分けて確認しましょう。
2027年度の通常募集は首都圏、関西圏、札幌、仙台、名古屋、広島、福岡を勤務地として挙げ、配属予定地区は職種と入社年によって異なると説明しています。
勤務時間は9時から17時30分までで、休憩は1時間です。
また、全国採用のため転居を伴う転勤の可能性があり、希望する都市に拠点があるだけでは、その場所で働き続けられる保証になりません。
仕事の内容に加え、初期配属と将来の異動で受け入れられる範囲を整理しておくと、自分に合う応募先かを判断しやすくなります。
参考にした公式情報(2026年10月8日確認)


