NSDの仕事内容|4職種・開発事例・文系からの働き方を解説
株式会社NSDは、1969年に設立された独立系SIerで、企業のシステム開発とソリューション提供を手がけています。
顧客の業務と技術の両方を学び、使われ続ける仕組みを作りたい就活生におすすめです。
アプリ、組み込み、IT基盤、新規ビジネスでは扱う対象が違うため、4つの職種を実際のシステムと結び付けると仕事を想像しやすくなります。
本記事では、NSDの4職種と開発するシステム、仕事の流れを解説し、文系からの学び方や配属を踏まえた企業選びを紹介します。
NSDはどんな仕事をする会社?

NSDは、1969年設立の独立系SIerで、顧客の業務をシステムとサービスで支える会社です。
金融、製造、通信、運輸など、さまざまな業界を相手に、企画・設計から開発、導入後の運用サポートまでを手がけています。
柱となる事業は二つあり、顧客ごとの仕組みを作るシステム開発事業と、ITサービスや製品を提供するソリューション事業です。
就活で注目したいのは、顧客の仕事を理解し、その課題を技術で解決するという共通点です。
プログラミングは大事な手段ですが、何を作れば役立つかを考えるためには、相手の業務や使う場面を知る必要があります。
学生向けの募集には、アプリケーション、組み込み系、ITインフラ、ソリューションという4つのエンジニア区分があります。
募集要項は文理不問で、専攻の名前だけでなく、何を調べ、誰のどんな仕事を支えたいかから職種を考えられます。
人の作業を便利にする機能に興味があるのか、安定して動く土台に興味があるのかを比べると、自分に合う企業を選びやすくなります。
プログラミング経験がある27・28卒の学生には、レバテックルーキーで技術を生かせる企業と選考対策を相談する方法もおすすめです。
NSDの仕事内容を4つのエンジニア職で比較
NSDの募集要項では、ITエンジニアを4つに分けて紹介しています。
作る対象と仕事の目的を比べると、自分が知りたい分野を絞りやすくなります。
| 職種 | 主な対象 | 役割 | 関心の目安 |
|---|---|---|---|
| アプリケーション | 金融・製造・流通・公共等 | 業務で使う機能を作る | 人の作業を便利にしたい |
| 組み込み系 | 機器内のソフトウェア | 機器の動作に関わる開発 | ものづくりや制御に関心がある |
| ITインフラ | ネットワーク・基盤・保存領域等 | システムを動かす土台を整える | 安定稼働や仕組みに関心がある |
| ソリューション | 新規ビジネス・研究開発 | 技術から新しい価値を作る | 課題発見と制作をつなげたい |
アプリケーションエンジニア

アプリケーションエンジニアは、企業の業務で使う機能を設計・開発する仕事です。
NSDは、金融、製造、流通、公共などの分野でアプリケーション開発を担っています。
仕事を理解するには、使用言語よりも先に、誰が何のために使うシステムかを考えるのがおすすめです。
入力した情報がどこへ渡り、どんな判断に使われるかを理解して初めて、必要な機能を整理できます。
人の作業を便利にするアプリや、情報を整理する仕組みに興味がある人と相性がよい分野です。
授業や制作で、利用者の反応を見て機能を直した経験があれば、その面白さを企業研究につなげてみましょう。
組み込み系エンジニア
組み込み系エンジニアは、機器の中で動くソフトウェアを扱う職種です。
一般的には、画面上の情報処理だけでなく、機器の動作やハードウェアとの関係を考えて開発する点に特徴があります。
NSDは学生向けの募集区分に組み込み系を挙げています。
企業研究では、アプリを使う人の操作と、機器が動く仕組みのどちらに興味があるかを比べると、関心を整理しやすくなります。
電気・電子や制御、ものづくりの学習経験がある人には、特に見てほしい選択肢です。
自分が扱った機器や制作物で、動作を確かめながら改善した経験を振り返ると、仕事との接点が見つかります。
ITインフラエンジニア
ITインフラエンジニアは、アプリや業務システムが動くための基盤を整える仕事です。
NSDではネットワーク、プラットフォーム、セキュリティ、ストレージなどを対象として挙げています。
利用者に見える機能を増やすことより、情報が安全に届くこと、必要なデータを保存できること、安定して使えることに関心がある人には魅力的な分野です。
目立ちにくくても、サービスを支える重要な役割があります。
自分の制作で通信やサーバー設定につまずき、原因を調べるのが面白かった人は、その経験を生かして企業研究を進められます。
何を設定したかに加え、なぜその設定が必要だったかまで整理してみましょう。
ソリューションエンジニア
NSDのソリューションエンジニアは、新規ビジネスや研究開発に関わる職種です。
既存の仕事をシステム化するだけでなく、新しい価値を形にする方向に関心がある人向けです。
同社はシステム開発に加えて、さまざまな課題に対応するITサービスや製品を提供しています。
技術を使って何を実現するか、誰に利用してもらうかまで考えることが、企業研究の視点になります。
公式募集要項では、この区分の採用人数は若干名です。
新規事業という言葉だけに惹かれるのではなく、調べた課題を制作や研究につなげた経験を整理し、仕事内容との接点を具体的に考えることをおすすめします。
NSDが開発するシステムとサービス
NSDの仕事は、顧客ごとの基幹システムを作る開発と、業務課題に応えるサービスの提供へ広がっています。
何を扱う仕事なのか、身近な利用場面と結び付けてみましょう。
顧客の基幹業務を支える開発
NSDは、顧客の毎日の仕事を動かす基幹システムを開発しています。
クレジットカードでは、会員の情報や売上・請求、加盟店の管理など、決済サービスを支える情報が対象になります。
製造業では各生産工程の生産性や品質を高める仕組みを、運輸業では航空会社や鉄道会社などの予約システムを含む業務を支えます。
カードを使う人、工場で働く人、交通機関を予約する人と、システムの先にいる利用者が変われば、必要な機能や守るべき条件も変わります。
金融に限らず、ものづくりや社会の移動まで仕事の対象が広い点は、NSDの企業研究で押さえておきたい特徴です。
自分が普段使うサービスの裏側へ関心を広げると、学びたい顧客業務を見つけやすくなります。
業務課題へ届けるソリューション
ソリューション事業では、システム開発で培った技術を、さまざまな業務課題に応えるサービスや製品へ広げています。
NSDは人材、物流、医療などの分野にソリューションを展開し、この事業を収益の第2の柱に位置付けています。
顧客ごとのシステムを作る開発と比べると、どのような課題に製品やサービスを届けるかという見方が企業研究の手がかりになります。
募集上のソリューションエンジニアが扱う新規ビジネス・研究開発とも、技術を新しい価値へつなぐ点で接点があります。
課題を見つけて何かを試作することが好きな人は、技術名だけでなく、誰が何のために使うサービスなのかを調べると志望理由を深められます。
NSDの仕事は顧客の理解から保守までつながる
NSDの開発の仕事は、顧客の課題を調べるところから、システムを作り、使い続けるために支えるところまでつながっています。

顧客と話す段階では、要望だけでなく、周囲の状況や業務上の制約も調べ、費用や納期を含めたシステム化の計画へ落とし込みます。
設計で必要な機能や情報の流れを決め、プログラミングとテストを通じて、実際に使える仕組みへ仕上げる流れです。
導入後も仕事は続き、運用状態の確認や保守を通じて、顧客が安定してシステムを使えるよう支えます。
例えばNSDが扱う保険や公共のシステムでは、制度の変更に合わせた開発・改修もあり、顧客の仕事を理解し直すことが次の対応につながります。
そのため、コードを書く力だけでなく、変わったルールを読み取り、既存の仕組みのどこに影響するかを考える力も必要です。
NSDは顧客の業務知識を学ぶ熱意と、相手の要望を聞いたうえで技術者として意見を伝える力を重視しています。
知らない業界の仕組みを調べ、チームと認識をそろえながら改善する過程が好きな人には、長く専門性を積み上げられる仕事としておすすめです。
文系からNSDのエンジニアを目指すには?学びと経験の生かし方
NSDは文理不問ですが、これまでの学びを生かすことと、これから技術を学ぶことの両方が大切です。
専攻の名前だけで向き・不向きを決める必要はありません。
専攻や経験を業務の理解に生かす

NSDでは、法学部出身のSEが共済年金のシステムを、文学部出身のSEが放送局の報道支援システムを担当しています。
さらに、語学力を使い、海外で作られた工場向けソフトの翻訳を担当したSEもいます。
翻訳の例は、学んだ知識が実際の担当作業へつながる様子を想像しやすいでしょう。
文系の強みは人と話すことに限らず、用語を読み解き、意味を保って相手へ伝える力にもあります。
専攻で担当業界が決まるわけではありませんが、文章を比較して違いを整理した経験や、分かりにくい説明を直した経験は企業研究の材料になります。
自分が行った作業から、設計内容の理解や説明に生かせる力を探すのがおすすめです。
技術と業務知識を学び続ける
NSDは、技術を入社後の研修や実践で身に付けていく考え方を示しています。
一方で、未知の技術や業務に出会ったとき、自分から調べる姿勢も重視しています。
文系だから学習が不要になるわけではありません。
まずは簡単なプログラムやITの基礎に触れ、自分がどこを理解できて、何が分からないかを把握することから始めるのがおすすめです。
小さく作って試し、疑問を調べる経験があると、エンジニアの仕事が自分に合うかも考えやすくなります。
資格を取ることだけを目的にせず、学んだ内容を使って何ができるようになったかを説明できるようにしましょう。
NSDは希望職種と配属の幅を合わせて選ぼう
NSDは、希望する仕事を持ちながら、関連する分野にも経験を広げたい学生におすすめです。
面接で職種や勤務地の希望を聞き、各部門の要望も踏まえて配属を決めるため、第一希望が必ず通る仕組みではありません。
入社後は課長やプロジェクトリーダーとの年2回の面談で希望を伝える機会があり、定期的な転勤・異動はないものの、必要に応じた配置転換はあります。
4職種の中から最も関心のある対象を選び、その周辺で学んでみたいことも考えると、希望と会社の仕事の幅を比べやすくなります。
アプリを作りたい人なら顧客の業務理解、基盤を扱いたい人なら接続や安全性など、職種を選んだ理由を自分の経験へ結び付けましょう。
研修の有無だけで決めず、知らない業務を調べ、人に説明し、技術を学び続ける過程に面白さを感じるかも大事な判断です。
自分の卒年の募集案内と照らし合わせたうえで、プログラミング経験がある27・28卒の学生は、レバテックルーキーで企業の候補や選考対策を相談できます。
学習を始めたばかりの人は、就活エージェントの比較記事から、自分の経験と希望する仕事に合う支援を選んでみてください。




