ユニアデックスの新卒|セキュリティ導入の仕事
ユニアデックスのセキュリティの仕事は、対策製品を導入して終わりではありません。病院の事例では、機器や人員の制約に合わせた提案に加え、検証や操作説明まで支えています。
就活で同社を調べるなら、「どんな製品を扱うか」から一歩進み、顧客が使える状態にするための判断を見るのがおすすめです。技術と人の両方を考える仕事が見えてきます。
この記事では、具体的な導入支援、基礎から実務へ進む研修、応募年度と配属の確認点を解説します。会社の案件と自分の入社後の担当を分けながら、志望理由を考えましょう。
顧客の条件に合う技術を選び、使える状態へつなぐ仕事を知ろう
ユニアデックスは、顧客のIT基盤を支える
ユニアデックスは、BIPROGYグループでICT基盤を支える会社です。企業や官公庁に対し、コンサルティングから設計・構築、運用・保守まで一貫して提供すると説明しています。セキュリティだけでなく、ネットワークやサーバー、クラウドなども扱い、複数の技術を組み合わせて顧客の課題を解きます。

会社の職務説明には、要望を聞いて必要な機能を整理し、機器を選び、設定やテストを重ねる流れがあります。異なるメーカーの機器を組み合わせる際は、接続による問題が起きないかも確かめます。導入後に状態を見て改善を提案するところまで、支援は続きます。
新しい技術を知るだけでなく、相手の環境に合わせて役立つ形にしたい人には、具体的に研究する価値がある会社です。同じ製品でも、利用者の業務や既存設備が違えば、導入時に考えることも変わります。
こうした業務は複数の職種が分担します。一人が最初から全工程を担うと考えず、まず会社として何を支えるのかを捉え、次に自分が関わりたい工程を絞っていきましょう。以下では、セキュリティ導入の案件を通じて、その判断を具体化します。
セキュリティ導入で、顧客の制約を解く
2025年6月取材の前橋赤十字病院の事例は、技術を選ぶ理由と導入支援の中身を知る材料になります。これは会社としての案件であり、就活生全員の配属先や担当を示すものではありません。顧客の条件をどう捉え、使える仕組みへつないだかに注目しましょう。
機器と人員の条件から、対策を選ぶ
同病院には、セキュリティ対策ソフトを追加しにくい医療システム・機器がありました。運用に充てられる人員も限られるなか、ユニアデックスの提案を受け、ネットワークの情報などを活用するCisco XDRを採用しています。

XDRは、複数の情報を結び付けて脅威の検知や対応を支える仕組みです。この案件で見たいのは、製品名そのものより、機器に手を加えにくい事情と運用の負担を踏まえた選択です。高機能な対策を探すだけでなく、顧客が使い続けられる方法を考えることに、技術提案の面白さがあります。
小さく検証し、使える状態へつなぐ
導入支援では、ソフトウエアの不具合を調べ、影響の小さいネットワーク区画で連携処理を検証したと、病院の担当者が紹介しています。情報収集によって機器にかかる負荷も、設計時に慎重に見極めています。

さらに、ユニアデックスはシスコと連携して操作説明会を開きました。仕組みが動くだけでなく、担当者が扱えることも導入後の運用に関わります。技術を確かめる力と、人へ伝える力を両方使う仕事として読むと、入社後に伸ばしたい力を考えやすくなります。
別の顧客案件で、調べた知識を検証して提案へ進める仕事は、コムチュアの事例でも比較できます。

出典:ユニアデックス「前橋赤十字病院様 Cisco XDR導入事例」
技術の基礎と、相手に伝える力を育てる
機器への影響を考えるには技術の基礎が必要です。一方、操作を説明したり顧客の要望を聞いたりする場面では、相手に合わせて伝える力も欠かせません。ユニアデックスの新入社員研修は、グループ合同のビジネス研修から始まり、ITの基礎を学ぶ流れです。
技術研修ではコンピューター、ネットワーク、サーバーを扱い、その後は機種別や職種別の研修へ進みます。公式の育成説明は、合同研修・職種別研修を経て約1年間の現場OJTを予定するとしています。1年間ずっと集合研修を受けるという意味ではありません。

配属後も、専門スキルに加えてコミュニケーションや問題解決を学ぶ体系があります。会社が奨励する資格の受験料を負担する制度も紹介しており、学びは入社時だけで終わりません。
研修は期間の長さだけでなく、何を理解し、仕事でどう使うかまで見るのがおすすめです。機器同士がどう通信するかを学べば、設定変更の影響を考える土台になります。説明を練習すれば、操作方法を相手へ伝える準備にもなります。掲載中の育成説明と、28卒に実施する具体的な研修予定は分けて確認しましょう。
応募年度と、職種が決まる範囲を確かめる
仕事内容に関心を持ったら、自分の卒業年度の入口を確認しましょう。さらに、採用時に決まる職種と、研修後の配属をどう扱うかも重要です。会社の事例にひかれた気持ちと、自分に提示される条件を分けておくと、応募先を具体的に判断できます。
27卒要項と、28卒イベントを分けて読む
2026年10月27日に確認した募集要項は、2027年3月に卒業・修了見込みの人を対象とし、テクニカルエンジニアとセールスエンジニアを案内しています。テクニカル職はハードウエア・ソフトウエア・ネットワークを含む広い入口で、セキュリティ専任の募集ではありません。
FAQは文系・理系やIT経験の有無を問わず応募でき、応募時の資格・ITスキルの条件は特に定めていないと説明しています。一方、28卒向けはイベントを別に案内しています。28卒の入口があることと、本選考の条件が決まっていることを分けて読むのが大切です。自分の年度の案内で、募集職種と現在の受付・締切を確かめましょう。
採用職種と、研修後の配属を確認する
採用FAQは、選考で希望を聞き、入社時の職種を決めて通知すると説明しています。一方、育成ページには、研修中のヒアリングで配属先・職種を決める記述があります。採用時の通知と研修後の決定が、それぞれどの範囲を指すかは確認が必要です。
内定時に確定することと、その後に決まることを分けて聞くと、期待とのずれを減らせます。セキュリティを担当したい場合は、職種名だけでなく、担当領域の決まり方や研修後の変更可能性まで確認しましょう。勤務地は東京本社や各拠点が中心で、転勤の可能性もあります。業務の希望と勤務条件を合わせ、最終的には自分に示された内容を確かめます。

出典:ユニアデックス「採用について知る」、「働く環境について知る」
相手の条件を考えた経験を、志望理由にする
志望理由では、セキュリティに興味があることに加え、相手の条件を考えながら工夫した経験を整理しましょう。会社の職務説明には、顧客の要望を聞き、必要な機能を整理して設計や導入へつなぐ仕事があります。技術を学びたい理由を、誰の何を支えたいかまで進めると、同社への関心が具体的になります。
まず、自分が誰かと取り組んだ活動を振り返り、相手が困っていたこと、使える時間や道具、選んだ方法、試して分かったことを整理します。結果だけでなく、別の方法を選ばなかった理由や、途中で直した点にも、その人の考え方が表れます。
次に、会社の導入事例のどの判断にひかれたかと、自分の行動を結び付けます。相手の使いやすさを考えることが好きなのか、問題がないか試す過程が好きなのかによって、伝えたい関心は変わります。会社の実績を褒めるだけでなく、自分がその仕事で何を学び、どう役立ちたいかを示すほうが、志望理由に筋が通ります。
実際に経験していない作業を、経験したことにする必要はありません。今ある経験と、これから身に付けたい技術を分けて伝えましょう。他社との違いや希望条件を整理しきれないときは、仕事内容のメモを用意したうえで相談先を活用する方法もあります。



