ソルクシーズの仕事内容|開発事例と研修・キャリアを解説
ソルクシーズは、顧客の業務を理解し、システムの開発・改修・運用まで支える仕事をしたい人におすすめの企業です。
同じ会社でも、証券の業務ツールを直す仕事と、物流アプリを作る仕事では、身につく業務知識も日々の作業も変わります。
興味のある案件と学びたい技術の接点がわかれば、研修の充実度に加えて、入社後に取り組みたい仕事を軸に志望先を選べます。
本記事では、ソルクシーズの事業と具体的なプロジェクト、研修からキャリアの流れ、応募前に確認したいことを解説します。
ソルクシーズの仕事内容と事業の全体像
ソルクシーズの仕事内容は、顧客のシステムを作る受託開発と、自社サービスの開発・提供が中心です。

両方の事業を技術面で支える研究開発もあり、顧客業務の理解と技術の活用をつなぐ会社だと捉えると、各事業の違いを整理しやすくなります。
- 受託開発で顧客業務を支える
- 自社サービスを開発・提供する
- 研究開発で先端技術を社内へ広げる
受託開発で顧客業務を支える
受託開発では、金融や通信、官公庁、製造業などの顧客から依頼を受け、業務に必要なシステムを作ります。
ソルクシーズは、パートナーやベンダーと協力して開発し、完成後の保守運用を長年担当することもあります。
たとえば金融分野では、証券・クレジット・保険・銀行などが対象です。
仕事の範囲には、顧客の課題を整理するコンサルティングから、開発、運用管理、保守まで含まれます。
SIとは、こうした技術を組み合わせて、顧客の業務に合うシステム全体を作り、支える仕事と捉えるとわかりやすいでしょう。
顧客が何に困っているかを理解し、使い続けられる仕組みへつなげたい人に注目してほしい事業です。
SIerの意味や種類を整理したい人は、企業の役割と担当工程を解説した記事も参考にしてください。

自社サービスを開発・提供する
ソルクシーズには、顧客からの受託開発に加えて、自社のクラウドサービスやパッケージシステムを開発・販売する仕事もあります。
同社は、こうした継続的な収益を目指す事業を「ストックビジネス」と位置づけています。
公式の事業紹介では、見守りサービスの「いまイルモ」を代表例として挙げています。
企業から依頼されたシステムを作る働き方に関心があるのか、自社のサービスを提供する働き方に関心があるのか、分けて考えてみましょう。
自社サービスに惹かれた場合は、どの製品のどの機能に興味を持ったかまで調べると、志望理由を具体化できます。
説明会では、そのサービスに関わる部署の仕事と、担当者に求める技術を聞くのがおすすめです。
研究開発で先端技術を社内へ広げる
研究開発は、先端技術を習得し、社内の事業で活用できるように広げる役割を担います。
公式の事業紹介では、事業戦略室がAI、FinTech、RPAなどの技術を学び、社内へ展開すると説明しています。
さらに、同室のメンバーは事業部のプロジェクトも支援します。
研究開発を志望するなら、技術の名前への興味に加えて、その技術で顧客のどんな作業を改善したいかまで考えてみてください。
たとえば、繰り返し作業の自動化に興味があるなら、RPAをどの業務へ適用するかという視点で仕事を調べられます。
受託開発や自社サービスとの関わりを理解すると、技術を学ぶことと、実際の事業で役立てることのつながりが見えてきます。
公式プロジェクトから見る具体的な仕事
公式のプロジェクト事例では、証券の業務アプリ、物流のスマートフォンアプリ、カード会社のサーバー基盤と、支える対象が変わります。

作るものに加えて、調査・テスト・設定など、日々手を動かす作業にも注目しましょう。
ここでは、公式記事の掲載時点における各チームの担当業務を比べます。
証券システムの改修と問い合わせ対応
証券会社向けの公式事例では、株取引成立後の処理を担うポストトレードシステムと、業務ツールの開発保守を行っています。
掲載時の作業には、Windows 11への移行に伴うアプリの動作確認、修正、性能テストがあります。
利用者から問い合わせを受けた際は、設計書を確認したり、ソースコードを追ったりして原因を調べます。
この案件で使う言語はJavaとVBAです。
単にプログラムを書く力だけでなく、証券業務の知識を身につけ、利用者の説明をシステムの動きと結びつける力も仕事に関わります。

利用者の困りごとを調べて解消したり、一つの業務分野を深く学んだりするのが好きなら、この事例に注目だにゃ。
物流向けアプリとWebサービスの開発
物流向けの事例では、バーコードを読み取るスマートフォンアプリと、読み取り結果を確認・活用するWebサービスを並行して開発しています。
担当作業は、設計、プログラムの実装、テスト、利用者向けマニュアルの作成などです。
掲載時には、リーダーがアプリの開発や成果物のレビューを担い、メンバーが先輩とWebサービスの開発を進めています。
使用言語として挙がるのはDart、Java、TypeScriptです。
画面を動かすところで終わらず、利用者が操作できる状態まで整える仕事だとわかります。
アプリ開発に興味がある人は、見た目の機能だけでなく、読み取った情報をWeb側でどう扱い、どう使ってもらうかにも注目しましょう。

クレジットカード基盤の運用と構築
クレジットカード会社の事例では、システムを動かすサーバーやネットワークの設計・構築・運用を担います。
対象は、社内などに機器を置くオンプレミス環境と、クラウドのAWS環境です。
日々の作業には、次のようなものがあります。
- アラート対応
- OSの設定変更
- バックアップ管理
- データベースの保守
システムやデータの移行、AWSへの移行、新たなネットワークの設計に対応する仕事もあります。
公式記事に登場する2024年入社の社員は、監査ログの管理やウイルス対策ソフトの設定、サーバーの維持管理を担当しています。
安定して動く状態を守るために、設定を確かめ、問題を解決する技術を磨きたい人にとって、具体的な仕事を想像しやすい事例です。
サーバーやネットワークを支える職種の全体像は、インフラエンジニアの仕事内容も参考にしてください。

未経験から実務へ進む研修とキャリア
内定期間の学習、入社後3か月の集合研修、配属後6か月のOJTを経て、実務の基礎を身につけていきます。
その後に目指す職種も含め、仕事に必要な力をどの段階で学ぶか見てみましょう。
内定中と集合研修で基礎を学ぶ
基礎学習は内定期間から始まり、入社後は3か月間の集合研修へ進みます。
内定中は、取得済みの資格に応じた情報処理技術者試験の対策コースがあり、Java未経験者向けの研修も用意しています。
集合研修では、IT基礎、Java、データベース、フレームワーク、クラウドの基礎などを学び、開発演習と成果発表にも取り組みます。
技術に加えて、社会人としてのマナーも学ぶ内容です。
公式FAQは、コンピュータに興味があり、仕事として魅力を感じる文系出身者にも門戸を開いています。
未経験の人は、研修の長さだけでなく、学んだ内容を演習で使い、わからない点を質問しながら身につけられるかという視点で教育内容を見てみましょう。
配属先のOJTで設計・製造・テストを経験する
集合研修の後は、配属先で6か月間のOJTに取り組みます。
OJTでは、先輩社員の指導を受けながら実際のプロジェクトへ参加し、プログラムの設計・製造・テストを経験していきます。

公式が案内する初期教育の合計15か月には、内定期間の学習も含まれます。
入社後は集合研修とOJTを通して、基礎学習から現場での実践へ進む流れです。
基盤運用の社員事例では、研修でLinuxのコマンド操作に触れたことが実務への取り組みやすさにつながったと語っています。
また、Javaの学習やチーム開発演習を仕事に活かす話もあります。
志望する案件でどんな初期業務を経験するかを聞くと、研修で学ぶ内容と配属後の仕事を結びつけやすくなります。

研修は期間だけでなく、学ぶことと最初の仕事のつながりにも注目だにゃ。
SEから専門職やPMへ仕事を広げる
経験を積んだ後は、プログラマからSEへ、さらに専門職やプロジェクトマネージャーへと仕事を広げる道があります。
プログラマは設計書をもとに実装・修正・テストを担い、SEは顧客の課題を引き出して、要件定義や設計へつなげます。
専門職には、データベース、ネットワーク、運用のスペシャリストがあります。
一方、プロジェクトマネージャーは、開発全体の日程や人員を管理し、仕事が円滑に進むように調整します。
同社の教育紹介では、上司と業務の適性や必要な専門性を話し合い、目標を設定する支援も説明しています。
技術を深めたいのか、顧客の課題整理やチーム運営に関わりたいのかを考えると、自分が伸ばしたい力を整理できます。

ソルクシーズへの応募前に確認したいこと
応募前には、希望する案件と担当工程、勤務場所、採用会社の3点を確認しましょう。
気になる事例と自分が学びたいことを結びつけると、説明会で聞くべきことが具体的になります。
- 希望する案件と担当工程
- 勤務場所とプロジェクトの働き方
- 採用会社と募集年度の条件
希望する案件と担当工程
希望する仕事は、業界名だけでなく、取り組みたい作業と理由を組み合わせて伝えましょう。
証券なら利用者の問い合わせを調べる仕事、物流ならアプリやWebの設計・実装、基盤なら安定稼働を支える設定や保守というように整理できます。
そのうえで、説明会では初期配属の決め方や、若手が最初に担当する工程を聞いてみてください。
関心を持った公式事例を挙げると、採用担当者にも質問の意図が伝わりやすくなります。
公式プロジェクトの担当作業と使用技術を、応募年度の募集職種と照らし合わせ、自分が取り組みたい工程を整理しておきましょう。
仕事内容と学びたいことの接点を探すと、研修が充実しているという理由から一歩進んだ企業研究になります。
- 初期配属の決め方
- 若手が最初に担当する工程
- 希望を伝える機会
勤務場所とプロジェクトの働き方
勤務地は、本社と顧客先の両方を想定して確認しましょう。
公式FAQは、東京本社と都内近郊の顧客先を勤務先として案内しています。
物流アプリやカード会社の基盤運用の社員記事には、在宅勤務を取り入れる働き方も登場します。
希望する仕事について、客先勤務の有無、出社先、在宅勤務を使える場面をまとめて質問すると、生活面の見通しを立てやすくなります。
特に、現地での設定作業や利用者との打ち合わせなど、何のために出社するのかも聞いておきたい点です。
在宅の日数だけで決めず、チームへの相談方法や、配属直後に先輩から指導を受ける方法まで確かめましょう。
仕事内容と働く場所を一緒に見ることが、応募後の認識のずれを減らす準備になります。
勤務場所と事業・契約形態の違いを整理したい人は、SESとSIerの比較も参考にしてください。

採用会社と募集年度の条件
応募するときは、採用窓口に並ぶ会社名と、応募先の法人を確認してください。
公式の2028年卒向け募集ページは、ソルクシーズと、エフ・エフ・ソル、コアネクスト、アスウェアへの共通のエントリー入口を案内しています。
募集要項の詳細は、就職ナビサイトや求人票で確認する形です。
仕事内容に興味を持ったら、対象となる会社、募集職種、勤務地、応募条件を自分が応募する年度の情報で照らし合わせましょう。
会社ごとの事業と求人票を対応させることで、どの仕事に応募するのかを整理できます。
候補企業をさらに比べたい人は、SIerの企業選びを支援する就活エージェントの特徴も見てみてください。
担当したい仕事と確認したい条件を用意しておくと、企業比較を進めやすくなります。


