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【新卒・就活生】IT業界の企業とは?企業ランキングに意味なし!企業の種類とポイント解説

【新卒・就活生】IT業界の企業とは?企業ランキングに意味なし!企業の種類とポイント解説
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就活生のあなたは今企業について調べようとしていますよね?

「どの企業に入ればいいかな~?」と思って企業ランキングを見ているのであれば、時間の無駄というものです。

なぜなら、企業ランキング上位に入れる新卒は全就活生のうち約3%(約12,000人)。IT業界に絞れば約4,000人程度です。※就活人口は約40万人。

上位の企業に入れる人は少なくとも早慶以上、GMRCHのトップクラスに限られます。

だから、あなたが本当に理解すべきなのは、企業の名前ではなく、ビジネスモデルなのです。

本記事では、新卒・就活生を対象に、IT業界の企業タイプから企業を選ぶうえで重要な考え方について徹底的に解説します。

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IT企業ランキングはクソである!

冒頭から少し記載しましたが、企業ランキングの大半はあなたに関係がありません。その理由は以下のとおりです。

  • 好条件であなたを釣るのが目的
  • 学歴フィルターで大半が書類落ち
  • スキルが付けば後から入れる

好条件であなたを釣るのが目的

IT企業ランキング」というタイトルのコンテンツを見ると、つい目を引かれるものです。

しかし、これらのランキングに振り回されるのは危険です。ランキング上位の企業を見たところで入れる人はごくわずかしかいません。

就活で苦労する人は、自分の実力を理解せずに有名企業や大手企業だけを受けて難航します。日本には企業が400万社もあるにも関わらず、大手企業に該当する1300社を無駄に狙うのです。

優良企業という考え方をすれば、12万社ほどあるにも関わらず、名前を知っているやランキングに乗っていたからという浅はかな理由でこの機会を失っています。

にもかかわらず、SNSや検索結果上で、ランキングを作る理由はあなたの興味を引いて、サービスを販売したいだけに過ぎないのです。

学歴フィルターで大半が書類落ち

ランキング上位の人気企業では、応募の段階から「学歴フィルター」が存在する場合が多いです。

これにより、多くの学生が書類選考の段階で不採用となるのが現実です。

特に、高学歴者が多く集まる大手では、スキルや適性よりも大学名や学部を基準にして判断されることがあります。

これに対して、努力して磨いたスキルが評価されないのは理不尽に感じるかもしれません。

だからこそ、そのことをしっかりと受け止めて、ランキングなどは気にせず自分が内定を取れる範囲で最も良い企業を探す必要があるのです。

スキルが付けば後から入れる

ランキングや学歴に惑わされるよりも、重要なのはスキルアップです。

スキルさえ身につければ、後から大手企業に転職することも不可能ではありません。

むしろ、新卒の段階で無理に大手にこだわるよりも、中小規模の企業で経験を積み、スキルを磨くことが将来的なキャリアアップに繋がります。

現在のランキング上位企業が必ずしもあなたのキャリアに最適とは限りません。業界全体を理解し、自分の得意分野や目標に合った職場を選ぶことが大切です。

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IT企業ではなく職種で選ぶべき理由!

結論をいえば、IT企業という「固有名詞」ではなく「職種」で成長できる企業を選んでください。その理由は以下のとおりです。

  • スキルは職種にしか宿らない
  • 案件ベースでの仕事が基本
  • キャリアの方向性を決められる

スキルは職種にしか宿らない

IT業界では、日進月歩で新しい技術が登場し、技術トレンドも激しく変化します。このような状況では、特定の企業に縛られるのではなく、職種に焦点を当てることが重要です。

なぜなら、スキルは企業ではなく職種で身につくものだからです。

例えば、プログラミングが得意であれば、Web開発、アプリ開発、ゲーム開発など、多様な分野で活躍できる可能性があります。

また、ITの職種にはインフラエンジニア、データサイエンティスト、セキュリティエンジニアなど専門分野が多岐にわたります。

それぞれの職種で求められるスキルセットは異なるため、目指す職種に合った技術を磨くことが将来のキャリア形成に繋がります。

職種ごとに得られるスキルは転職やキャリアアップにも活用できるため、自分の興味と得意分野を掛け合わせた選択が重要です。

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案件ベースでの仕事が基本

IT業界では、多くの企業が案件ベースでの仕事を中心に事業を展開しています。

つまり、企業に所属していても、実際には多種多様なクライアントプロジェクトに参加するのが一般的です。

そのため、働く企業自体よりも、どのような案件に携わることができるかがキャリアにおいて重要な意味を持ちます。

特に、案件ごとに必要なスキルや技術が異なるため、案件を通じて経験を積みながらスキルアップを図ることが可能です。

また、多くのITプロジェクトは短期間で成果を求められるため、柔軟な対応力や問題解決能力も磨かれます。

このような業界特性を考えると、自分がどのような案件で価値を発揮したいのかを明確にすることが大切です。ちなみに案件次第では大手企業で働くこともできます。

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キャリアの方向性を決められる

職種選びは、IT業界でのキャリアパスを決定づける重要なステップです。

例えば、システムエンジニアならプロジェクトマネージャーなど、より管理職や企画職に近い道も選ぶことができます。

逆にインフラエンジニアを目指す場合は、ネットワーク構築やクラウド環境の運用といった専門的な分野での成長が見込まれます。

このように職種を基軸にキャリアプランを考えることで、自分が目指す働き方やスキルアップの方向性を明確にできます。

特定の企業ではなく、職種を起点にしたキャリア設計こそが、自分らしい成長を実現する鍵です。

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IT業界の企業形態(ビジネスモデル)は3種類

とはいえ、今回の記事はIT企業の完全ガイドです。職種が大事ですが、働く環境については理解しておいた方がいいです。

基本的に3つのビジネスモデルが存在するため、企業はいずれかに該当することが多いです。

IT企業ビジネスモデルの3種類
IT企業ビジネスモデルの3種類

スキルが磨けるSES企業

SES(システムエンジニアリングサービス)企業は、IT人材をクライアント企業に派遣し、プロジェクトに参画させるビジネスモデルを展開しています。

SES企業では、様々な企業や業界のプロジェクトに携われるため、幅広いスキルを短期間で身につけることが可能です。

例えば、あるプロジェクトではJavaやPythonを使用した開発を経験し、別のプロジェクトではクラウド環境の構築に携わるといったように、多岐にわたる技術や開発手法に触れる機会があります。

また、プロジェクトごとに異なるチームでの業務経験が積めるため、コミュニケーション能力や柔軟な適応力も磨かれます。

ITエンジニアの登竜門となっているのがSES企業で、エンジニアの約9割がこのビジネスモデルで働いています。

ハイクラスならSIer企業

SIer(システムインテグレーター)企業は、顧客のニーズをヒアリングし、それに基づいてシステムの設計・開発・導入・運用を一括で請け負う企業です。

特に、大規模なプロジェクトを担当することが多く、金融、物流、医療などの重要な業界向けのシステム構築に携わることもあります。

SIer企業では、プロジェクトマネジメント能力やクライアント対応力といった実務的なスキルが要求される一方で、高度なITスキルを習得できるメリットもあります。

しかし、納期や顧客の厳しい要求に応えるプレッシャーも大きいため、タフな精神力が求められます。

ITスキルを深めつつ、プロジェクトを通じて高い達成感を得たい人には最適な選択肢です。

スキルがあるなら自社開発企業

自社開発企業は、自社製品やサービスの企画・開発・運用を一貫して手がける企業形態です。

例えば、Webサービスやスマートフォンアプリ、SaaS型の業務ツールなどを提供する企業が該当します。

最大の特徴は、自分のアイデアを活かして開発に集中できる点です。また、自社の製品に対して長期的な関わりを持てるため、プロダクトへの愛着を感じながら働ける環境でもあります。

ただし、市場のニーズを的確に捉え、競合との差別化を図る戦略的な視点が必要です。

製品がヒットするかどうかが企業の成長に直結するため、責任感や挑戦心が求められます。自分のスキルを存分に発揮し、開発に没頭したい人に適しています。

【各ビジネスモデル別】IT企業の有名企業

企業の種類が分かったところで、あまりイメージが湧かないと思うので、該当する有名企業を紹介します。

就活の難易度順的に言えば、「SES企業<SIer企業<自社開発企業」となります。

有名なSES企業5選

SES(システムエンジニアリングサービス)企業は、ITエンジニアをクライアント企業に派遣し、プロジェクト支援を行う企業形態です。

以下に、日本で有名なSES企業を5社紹介します。

有名なSES企業5選
  1. 株式会社インテリジェンス:人材派遣やアウトソーシングを手掛ける大手企業で、多様な業界へのエンジニア派遣実績があります。
  2. 株式会社アデコ:世界的な人材サービス企業であり、日本国内でもIT分野の人材派遣に強みを持っています。
  3. パーソルテンプスタッフ株式会社:幅広い業種への人材派遣を行い、ITエンジニアの派遣にも注力しています。
  4. 株式会社マンパワーグループ:グローバルな人材サービスを提供し、IT分野での派遣実績も豊富です。
  5. 株式会社ヒューマンリソース:ITエンジニアの派遣やアウトソーシングを専門とし、多様なプロジェクトに対応しています。

これらの企業は、多様なプロジェクト経験を通じてスキルを磨きたいエンジニアにとって、魅力的な選択肢となるでしょう。

有名なSIer企業5選

SIer(システムインテグレーター)企業は、顧客の要望に応じてシステムの設計・開発・導入・運用を一括して行う企業です。

以下に、日本で有名なSIer企業を5社紹介します。

有名なSIer企業5選
  1. 株式会社富士通:国内最大級のIT企業であり、幅広い業界に対してシステムソリューションを提供しています。
  2. 株式会社日立製作所:総合電機メーカーとして知られていますが、ITソリューション分野でも強力な存在感を持っています。
  3. 株式会社NEC:通信機器やITソリューションを提供し、公共・民間問わず多くのシステム構築を手掛けています。
  4. 株式会社NTTデータ:NTTグループの中核企業として、金融や公共分野を中心に大規模システムの開発・運用を行っています。
  5. 株式会社野村総合研究所(NRI):コンサルティングとITソリューションを融合させたサービスを提供し、金融業界に強みを持っています。

これらの企業は、大規模プロジェクトに携わりたいエンジニアにとって、キャリア形成の場として有望です。

有名な自社開発企業5選

自社開発企業は、自社製品やサービスの企画・開発・運用を一貫して行う企業です。

以下に、日本で有名な自社開発企業を5社紹介します。

有名な自社開発企業5選
  1. 株式会社サイバーエージェント:インターネット広告やメディア事業を展開し、特に「AbemaTV」などの自社サービスで知られています。
  2. 株式会社グリー:ソーシャルゲームを中心に、自社で企画・開発・運営を行い、国内外で多くのユーザーを持っています。
  3. 株式会社ミクシィ:SNS「mixi」やスマートフォンゲーム「モンスターストライク」など、自社サービスの開発・運営で成功を収めています。
  4. 株式会社DeNA:モバイルゲームやEコマース、ヘルスケアなど多岐にわたる分野で自社サービスを展開しています。
  5. LINE株式会社:コミュニケーションアプリ「LINE」をはじめ、多様な自社サービスをグローバルに提供しています。

これらの企業は、自社プロダクトの開発に携わりたいエンジニアにとって、創造性を発揮できる場となるでしょう。

IT企業のビジネスモデルは複数部署ある

ビジネスモデルについてなんとなく理解できたと思いますが、ややこしいのが企業によってはビジネスモデルを並行していることがあることです。

そのため、企業で選ぶと予想外の部署で働くなんてことはざらにあります。

SES・SIerの両方を扱うケース

多くのIT企業がSES(システムエンジニアリングサービス)とSIer(システムインテグレーター)の両方の事業を展開しています。

これは、クライアントの多様なニーズに柔軟に対応するための戦略です。

例えば、大規模なシステム開発案件を受注し、その一部をSESとしてエンジニアを派遣して対応する一方、全体のシステム設計や統合はSIerとして請け負うといった形態です。

IT業界の多重下請け構造
IT業界の多重下請け構造

このような企業では、エンジニアは多様なプロジェクトに携わる機会が増え、幅広い技術や業務知識を習得できます。

また、SESとSIerの両方の視点からプロジェクトを経験することで、システム開発の全体像を理解しやすくなり、キャリアの幅を広げることが可能です。

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SIerと自社開発のどちらもやるケース

SIer企業が自社開発事業を併せ持つケースも増加しています。

受託開発だけでなく、自社製品やサービスを開発・提供することで、収益源の多様化や企業価値の向上を図る戦略です。

例えば、顧客のニーズに基づいて自社開発のソフトウェアを提案・導入したり、独自のクラウドサービスやアプリケーションを提供したりする企業があります。

このような企業では、SIerとしてのシステム統合やプロジェクトマネジメントの経験と、自社開発における製品企画・開発の経験を同時に積むことができます。

これにより、エンジニアは技術力だけでなく、マーケティングやユーザー視点での製品開発スキルも磨くことが可能です。

思った仕事と違うとならないように部署はしっかり確認するにゃ!

結論:IT業界はスキルが付く優良企業に入れ!

まとめになりますが、IT業界で手に職をつけるということは、「職種を選ぶ」ということであり、「スキルを磨く」ということが大切です。

つまり、選ぶべき企業は「職種としてのスキルを磨ける企業」というわけです。

エンジニアは技術職だと心得ろ

エンジニアは、その名の通り技術を駆使して問題解決や製品開発を行う職種です。

技術職としての自覚を持ち、常に最新の技術動向を追い、スキルアップを図る姿勢が求められます。

特にIT業界では、AIやクラウドコンピューティングなど新しい技術が次々と登場しており、これらを学び続けることが重要です。

技術だけでなく、チームでの協働やコミュニケーション能力も重要な要素です。

技術職としての誇りを持ち、自身の市場価値を高める努力を怠らないことが、エンジニアとしての成功につながります。

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IT業界に詳しい人に相談せよ

IT業界は専門用語や技術が多岐にわたり、情報も日々更新されるため、自身での情報収集だけでは限界があります。

そのため、業界に詳しい人や経験者に相談することが有益です。

例えば、ITに特化した就活エージェントは、業界の最新動向や企業の内部情報を持っており、適切なアドバイスを提供してくれます。

また、現役のエンジニアや業界関係者とのネットワークを築くことで、リアルな業界情報やキャリア形成のヒントを得ることができます。

これらの情報源を活用し、自身のキャリアプランを具体化させることで、より適切な企業選びが可能となります。

周囲にIT業界に詳しい人がいない場合は、IT専門の就活エージェントを利用するようにしてください。

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