【2024年最新版】新卒向けIT就活エージェントおすすめ比較ランキング完全ガイド
IT業界ってかなり複雑で、正直どの企業に入って良いのか分かりにくいですよね。
GoogleやMicrosoftみたいに誰も知っているみたいな企業もあるものの、職種も複雑で入って何をさせられるのやら…。
実のところ、IT業界は学生の中でも最も人気な業界で、就職の枠を奪い合うというのが、事実です。
では、そんな激しい競争を打ち勝つ最も簡単な方法は、他人に推挙してもらうことです。
そう考えると就活エージェントを使う意味って見えてきませんか?
本記事では、IT就活でお悩みのあなたに、就活で有利に立ち回れるエージェントを使った方法とどこに依頼すれば良いのかを解説します。
IT就活エージェントの種類と選び方
まずはじめに、理解しておかないといけないのが、IT就活エージェントの種類と選び方についてです。ここから明瞭化していきましょう。
ナビサイト型(求人サイト型)
ナビサイト型エージェントは、多くの企業情報を一度に取得できるため、幅広い企業にアクセスしたい学生にイチオシのエージェントです。
数多くの企業情報を網羅しており、自分に合った企業を見つけやすいため、多くの企業を比較検討したい人や、まだ具体的な企業選びができていない人におすすめです。
また、多くの企業が掲載されているため、自分に合った企業を見つけやすいというメリットもあります。
ただし、企業情報が膨大で、自分に合った企業を見つけるのが難しい場合もあります。さらに、企業とのマッチングは、あくまでも自身で行う必要があるため、積極的に行動する必要があります。
いわゆる、検索型のエージェントにゃ。自分で探したい人は使うと良いにゃ。
スカウト型(オファー型)
スカウト型エージェントは、企業からのオファーを受けることで、就活の幅を広げるエージェントサービスです。
スキルや経験、希望条件などを登録しておくと、企業からスカウトが届く仕組みとなっています。
そのため、自分が履歴書的に通りそうな企業を見分けることが可能です。
ただし、スカウトが届くとは限らないため、積極的に行動する必要があります。加えて、スカウトが届いても、自分に合わない企業からのスカウトが届く場合も多いです。
スカウト型は正直おすすめできないにゃ。スカウトしないといけないほど必死な企業ってことだからにゃ~。
求人紹介型(エージェント型)
エージェント型は、専任のキャリアアドバイザーがついて、個別にサポートしてくれるため、手厚いサポートを受けたい人に最適です。
エージェント型は、専任のキャリアアドバイザーが、学生のスキルや経験、希望条件などをヒアリングし、最適な企業を紹介してくれます。
さらに、面接対策や企業情報などのサポートも受けられます。そのため、就職活動に不安がある人や、手厚いサポートを受けたい人におすすめです。
ただし、企業に詳しいキャリアアドバイザーと出会わなければ時間の無駄となります。
エージェントを使うならこれがおすすめにゃ。企業と学生の両方を担当しているエージェントを使うようにすると良いにゃ。
プログラミングスクール型
プログラミングスクールから就活へ繋げるタイプの就活エージェントです。
プログラミングを教えることで、IT業界に興味を持ってもらい就活をさせるというタイプで、基本的にはスクール事業と就活事業の2つが繋がった構造になっています。
プログラミングスクール型のメリットはスキルを身につけることができることですが、費用を取られることもあり、慎重に選んだ方が良いです。
また、ChatGPTなどの生成AIの登場に当たって、HTMLやCSSといったフロント型の言語を教えてくるようなスクールに入ってもあまり意味がないというデメリットがあります。
仮に、使うのであれば、Javaなどのバックエンド型の言語を扱っているスクールを利用してください。
スクール型は勉強に使って、就活はシンプルにエージェントを使うのが良いにゃ。ここはしっかりと切り分けが大事にゃ。
IT就活エージェントのおすすめ比較ランキング
では、ここからはIT就活エージェント型のおすすめ比較ランキングを発表します。心視して刮目せよ!
※サイトやスカウトサービス、総合型のサービスは排除しています。
1位:ユニゾンキャリア就活
IT就活エージェントのおすすめランキング1位はユニゾンキャリアです。
なぜ、おすすめなのかというと、圧倒的に口コミの評価が高いことにあります。
Googleの口コミでは★4.9という衝撃的な評判の高さだったため、怪しく思い、実際に問い合わせを行いましたが、さくら等は一切ないそうです。
その証拠にサービスサイト内にはインタビュー記事が盛りだくさん!私も、インタビュー系の記事作成の仕事をしていた時期がありますが、これだけ揃えるのは至難の業です。
つまり、顧客から愛されているサービスというわけですね。
会社の規模は4期目と決して大きくはありませんが、IT業界専門の転職サービスでもあり、その後のキャリアを含めて相談ができるというのは大きなメリットです。
小さな会社だと、求人が弱そうといった相談を受けることがありますが、実は大手もベンチャーも求人の質は変わりません。
よく複数エージェントを利用をしている人が、求人の内容でバッティングするというのが実態です。そのため、就活において注目すべき点はサポートの手厚さになります。
2位:レバテックルーキー
IT就活エージェントのおすすめランキング2位はレバテックルーキーです。
レバテックルーキーは、ITエンジニアに特化した最大手のIT就活エージェントで、多くのエンジニア志望の学生から人気があります。
オンライン・会場問わず、盛んにイベントを実施しており、情報収集として活用するうえでかなり有益な就活エージェントです。さらに、レバテックルーキーは、併設するプログラミングスクールもあるため、学習を並行して行いたい方におすすめです。
レバテックルーキーも利用者の体験談が掲載されていますが、数は少なくなっています。
これらの情報をまとめると、業界最大手の就活エージェントという立ち位置ですが、1人あたりのサポートが手厚いわけではありません。
自分で情報収集をする能力が高く、「正直、求人しか興味がない」というちょっと就活上級者向けのサービスであるというのが、本サイトにおける結論です。
3位:paiza新卒(パイザ)
IT就活エージェントのおすすめランキング3位はpaiza新卒(パイザ)です。
Paiza新卒(パイザ新卒)は、ITエンジニアを目指す学生向けの就職支援サービスです。
特にプログラミングスキルを重視した採用活動を行っており、エンジニア志望の新卒者に向けて、多様な企業への応募やスキルアップをサポートしています。
Paiza新卒もかなりインタビューに力を入れており、プログラミングスクールを通して顧客との関係性を大切にしている企業だと分かります。
開発系のエンジニアを目指す方で、「技術力をつけたい」「すでに技術力がある」と言った人におすすめです。
大学入試で失敗してしまったと思っている人におすすめにゃ!
4位:TECH-BASE(テックベース)就活
IT就活エージェントのおすすめランキング4位はTECH-BASE(テックベース)です。
TECH-BASEは、プログラミングインターンを通じて実践的なスキルを身につけられるエージェントです。そのため、実践的なスキルを身につけたい学生にとって最適なエージェントとなっています。
また、TECH-BASEは、インターンシップから就職に繋がるケースも多いです。
TECH-BASEは口コミにはあまり力を入れているわけではないため、あまり詳細は見れませんが、理系学生に有利なサポートとなっています。
理系学生でインターンシップを通じて実務経験を積みながら将来的に大学院に進むような方は積極的に利用することをおすすめします。
IT専門就活カオスマップとサービス一覧
IT就活エージェントは、ここまで紹介した4つのエージェントを使えば事が足りますが、mapにまとめておきました。
IT業界の就活ができるエージェントはたくさんありますが、世の中には大きくわけて、「総合型」と「特化型」の就活エージェントがあります。
断言しますが、IT業界への就活をするなら「IT特化型のエージェント」を使用してください。
就活で「どの業界に行けば良いのか分からない」という状態であれば、総合型のエージェントを使う意味もありますが、IT就活と決めているならこれはマストです。
わかりやすく言うのであれば、パスタが食べたいのにイタリアン料理に行かずに、ファミレスに行くような行為です。ファミレスを否定するわけではありませんが、質が高いのはイタリアン料理のお店です。
上記の画像は個別サービス別に分類しているため、代表サービス単位では以下の表にまとめています。
会社名 | 就活支援 | 求人サイト | プログラミング | オファー |
---|---|---|---|---|
ユニゾンキャリア | ◎ | ✕ | × | × |
レバテックルーキー | ○ | △ | ○ | ✕ |
paiza | ○ | ○ | ○ | ✕ |
TECH-BASE | ○ | ○ | ✕ | ✕ |
IT求人ナビ | △ | ○ | ✕ | ✕ |
サポーターズ | ○ | ✕ | ✕ | ✕ |
irodas | ○ | ✕ | ✕ | ✕ |
キャリアセレクト | ○ | ✕ | ✕ | ✕ |
シュトテック | ○ | ✕ | ✕ | ✕ |
テックオファー | ✕ | ✕ | ✕ | ○ |
それぞれのサービスの特長を活かすとIT就活攻略で良い立ち回りができるにゃ!ぼくみたいに、華麗にジャンプするにゃ。
【IT就活攻略】タイプ別IT就活サービスの立ち回り
ここからは、超実践的なIT就活のサービスを利用した最強の立ち回りを紹介します。文系・理系や学歴に応じてのパターンを覚えておきましょう!
文系学生におすすめ!IT就活サービス最強の立ち回り
文系だからと言って、IT業界諦めていませんか?IT業界は実のところ、文系の就職人気ランキング1位なんですよ。
順位 | 業界 | 学生の検討割合 |
---|---|---|
1位 | ソフトウエア・情報処理・ネット関連 | 30.6% |
2位 | 食品・農林・水産 | 24.7% |
3位 | 銀行・証券 | 19.9% |
4位 | 広告・芸能 | 17.4% |
5位 | 放送・新聞・出版 | 16.7% |
最初はどこに行こうかと色々な業界を見るけど、最終的にIT業界に落ち着く。そんな状態になる前に、もうIT就活で決めて動いてしまいましょう。
前提として、IT業界は「開発系のエンジニア」になるか、「インフラ系のエンジニア」になるかで道が決まります。
開発系のエンジニアを目指すルート
開発系のエンジニアになるには、プログラミングスキルが必要なので、スクール付きのエージェントサービスを使用します。
あなたが、早慶上智以上の高学歴であれば「レバテックルーキー」をそのまま使用して構いません。しかし、GMRCH以下の学歴の場合は「ユニゾンキャリア」を並行利用してください。
これでほぼ間違いなく、IT業界への道を開くことできます。
学習は「レバテック」「paiza」、就活は「レバテック」「ユニゾンキャリア」を使うにゃ!
インフラ系のエンジニアを目指すルート
インフラ系のエンジニアを目指すルートであれば、プログラミングは必要ないので直接エージェントサービスを利用するのがおすすめです。
ここでも学歴が大きな影響を与えるので、早慶上智以上の高学歴はレバテックルーキーを使用、早慶上智以上の高学歴を含め手厚い支援を受けたい場合は、ユニゾンキャリアを使用します。
仮に、あなたが日東駒専未満の学歴の場合、合わせて「CCNA」や「LPIC」、「LinuC」を取得(あるいは勉強)してカバーしてください。
理系学生におすすめ!IT就活サービス最強の立ち回り
理系学生の場合は、授業でプログラミングを「やっているか・いないか」で立ち回りが変化します。インフラエンジニアになる場合は、基本的に文系と立ち回りは変わりません。
プログラミングの経験がある方のルート
プログラミングの経験がある人は、はっきり言って合格可能性がかなり高いため、就活エージェントを利用しなくても通ります。
この場合、最も効果的な就活方法は「paiza」を使うことです。作成したコードに対して、求人を紹介してくれるため、実力を提示することができるので、うってつけです。
その他にも「レバテックルーキー」を利用して情報収集だけをして、ポートフォリオを作成して企業に自己応募するというのも1つの手です。
エージェントを利用すると、仲介手数料を取られるので採用基準が上がりがちです。業界最大手のレバテックは仲介手数料が高いため自己応募で入りやすくしましょう。
経験がある人は自己応募かスキルアピールが強いにゃ!
プログラミングの経験がない人のルート
プログラミングの経験がない場合は、「コミュニケーション」が採用評価の大部分を占めることになります。経験がない場合は「文理差」はなくなってしまうので、面接をしっかりとカバー落ちてしまうこともすくなくありません。
学歴が高ければ、そのまま採用されることもありますが、満を持す場合は「ユニゾンキャリア」を利用しましょう。
しっかりと、面接対策をするかどうかで大きく差が生まれます。
対策って結構、重要なんだにゃ~。文理差がないのは驚きにゃ。
大学院経由の学生におすすめ!IT就活サービス最強の立ち回り
IT業界に進むのであればIT領域を学ぶために大学院に進むことを前提に置いておきます。もし、あなたが大学院を経由するのであれば、インターンを上手く使うのがポイントです。
まず、大学院に進むから就活をしなくていいや。と思うのはやめてください。
他の就活生と同じように情報収集だけは進めておきましょう。「レバテックルーキー」を使って情報収集、「TECH-BASE」を使ってインターンに参加はやっておいた方が良いです。
加えて、微妙な大学で大学院に行くのであればやめた方いいです。それなら、もっと上の大学院を受験してください。大学受験より圧倒的に簡単で、学歴を高くできます。
大学院に進んだ後は、「レバテックルーキー」を利用して就活を進めるのが良いです。
知り合いの大学生は、慶応から東大の大学院を受けていたにゃ。
IT就活エージェントを使うべき学生マップ
結論からいえば、IT業界は可哀そうなまでに学歴が大きく影響します。これは就活だけでなく、転職においても同じような状況です。
ここまでの中でも学歴の話が出たのはこのせいです。実際、学歴フィルターは存在します。
学歴別の就活難易度は以下のようになっています。※あくまでイメージ分布。
就活の状況を見ると上記のようなランク付けで書類選考が行われています。
就活でよくあるお悩みの1つである「ESが通らない」というのは「ESが悪いのではなく、学歴で落ちている」というのが事実です。
ここで意固地になっても仕方がないので、そういう時は就活エージェントを使って推挙してもらうというルートを上手く使ってください。
ここまでの内容を通して、IT就活エージェントを使うべき人は以下の通りになります。
基本的に早慶上智以上の高学歴以外は就活エージェントサービスを利用した方がメリットが大きくなります。また、学歴にギャップがある場合はスクールを活用してください。
意固地になって就活を進めると後になって困るにゃ。最近のキャリアは1社じゃないので、先を見据えた就活をした方が良いにゃ!
IT就活エージェントを活用するためのポイント
IT就活エージェントを利用するにあたって、やっておいた方が良いことを紹介します。ポイントは以下の3つになるので、準備しておいてください。
- IT業界に進むという覚悟は持っておく
- 自分なりに業界・自己分析をしておく
- アドバイザーに気持ちよく働いてもらう
IT業界に進むという覚悟は持っておく
基本的に仕事を選択するというのは、職種と結婚するぐらいの覚悟を持っておいた方が良いです。
その中で「IT業界に進むということは、エンジニアになる」ということだと理解してください。エンジニアはキャリアを積めば積むほど味の出る仕事です。
逆に途中で辞めてしまったら、恩恵は小さくなるどころか、次の仕事は未経験から始めるということになります。
完全に0になるわけではありませんが、あなたのキャリアは白紙に戻るということを指しています。IT就活サービスを使う前に、その覚悟を決めてこの道で進んでいくというのはとても大切な心構えになります。
自分なりに業界・自己分析をしておく
自分の強みや弱みを理解し、目指すキャリアの方向性を明確にすることが大切です。前項で述べた覚悟を作るためにも自分なりの納得感がなくてはいけません。
自己分析は、就職活動において最も重要な要素の一つです。自分の強みや弱みを理解することで、ギャップを小さくすることができます。
例えば、過去の経験を振り返ったり、自己PRを作成したり、性格診断テストを受けたりする方法があります。
エンジニアになると言ってもプログラミングのこだわりがあるなら開発系のエンジニア、特にないならインフラ系のエンジニアに進むと良いです。
クラウドサービスとかはインフラ系だにゃ!
アドバイザーに気持ちよく働いてもらう
エージェントとのコミュニケーションは、就職活動成功の鍵を握ります。
ハッキリと言っておきますが、就活エージェントにとって就活生は、お客様ではありません。
お客様は取引先の企業であり、就活生はあくまでパートナーです。だから、皆さんお金を払わずにサービスを利用できているのです。
取引先に紹介できないぐらい態度の良くない人は、切られてしまって当然です。だって、迷惑をかけるだけですから。
「お客様は神様の精神」で利用すると、あなたの内定は間違いなく遠ざかります。
「約束をすっぽかさない」「言われたことはちゃんとやる」「できればお互いに笑顔になれるように接する」この3つのことは守って利用してください。
就活も人との関わりの1つということだにゃ~。
IT就活エージェント利用の流れ
最後にIT就活エージェントを利用する基本的な流れについてまとめておきます。就活エージェントはだいたい同じ流れになるので、覚えておきましょう。
基本的には上記の流れに従って動いていきますが、就活の状況に応じて多少の前後が発生します。
例えば、書類が先に完成しているようであれば、求人紹介の前にES・履歴書の添削を行ったり、求人を応募する前に面接対策を実施したりといった形です。
他にも入社サポートはしないサービスも存在します。また、シーズンによっても速度感などが異なるため、なるべく早く応募することをおすすめします。
就活の最盛期は2月~6月にかけて最も盛んになっています。また、年々動き出しが早くなっているため、このスケジュール感に遅れないように進めていきましょう。
26卒であれば、少なくとも12月前には就活エージェントに相談しておくのが理想です。
流れを抑えてバッチリ内定をゲットしよう!