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文系学生にIT業界はきつい?理解すべきポイントと失敗しない方法を解説!

文系学生にIT業界はきつい?理解すべきポイントと失敗しない方法を解説!
tennis0709closs@gmail.com
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巷でよく言われるのが、文系学生がIT業界に行くときついからやめとけという話。

しかし、「きつい」って何を指しているんでしょうかね?

多くのパターンは「就活するのがきつい」「知識ないからきつい」「想像している仕事がきつい」大方この3つではないでしょうか。

今回は、それらを解決していこうと思います。

本記事では、IT業界を目指す文系学生のために、ITエンジニアを目指す際に直面する課題とそれを乗り越えるためのヒントを解説します。

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結論:文系学生はIT業界がきついわけではない!

早速ですが、結論をいうと文系学生がIT業界を目指すのはきついわけではありません。

というのも数年前から文系学生がIT業界を目指す流れは加速しています。以下のグラフをご覧ください。

就活文理比率(マイナビ)
引用:就活文理比率(マイナビ)

2016年つまり、今から8年前から文系と理系のIT業界就職比率は逆転しています。それも当然です。仕事に文系も理系も関係がないからです。

あるとすれば、高度な専門知識を学んだか否かぐらいですよね。笑

つまり、文系がきついというのは情報ソース的にも誤りであるというのが正しい認識です。

歯に着せぬ言い方をすれば、きついと言っている人は「仕事をなめている」あるいは「努力を怠った」の2択でしかありません。

よく能力的な話が挙げられることがありますが、あんなのはIQが異常に高いギフテッドぐらいしか関係ありません。世の中の約9割の人間に根本的な実力者ないに等しいものです。

文系学生だろうが、理系学生だろうが「怠ければきつくなる」これが真実です。

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文系学生がIT業界を目指すべき5つの理由

文系出身だときついと言われているIT業界ですが、私はむしろ文系学生こそIT業界を目指すべきであると思っています。その理由が以下の5つです。

  • ジョブ型雇用に対する対応が可能
  • コミュニケーション能力を活かせる
  • ドキュメント作成スキルが活かせる
  • 資格取得で暗記能力を活かせる
  • 実は数学的な思考はあまり必要ない

ジョブ型雇用に対する対応が可能

近年、IT業界ではジョブ型雇用が導入されるケースが増えています。

ジョブ型雇用とは、個々の担当業務に基づいて給与や評価が決まる雇用形態です。従来の年功序列型雇用と比べて、個人の能力や成果がより重視されます。

ジョブ型雇用を分かりやすく言えば、学祭で何か出し物をするのに、「企画書を作る人」「メンバーを取りまとめる人」「料理が得意な人」「客引きをする人」というように役割に応じたメンバーをアサインする形式です。

文系出身者は、経験やスキルを活かして、特定の業務に特化した専門性を高めることで、ジョブ型雇用において活躍できる可能性があります。

IT業界はスキルで判断されるため、専門性を持つことで会社に頼らない安定性を得ることが可能です。

コミュニケーション能力を活かせる

IT業界は、チームで開発を進めることが多く、コミュニケーション能力が非常に重要です。

文系出身者は、学生時代に培ってきたコミュニケーション能力を活かして、チームメンバーとの連携を円滑に進め、プロジェクトを成功に導くことができます。

また、顧客との折衝やプレゼンテーションなど、対人関係を円滑に進める場面も多く、コミュニケーション能力は非常に役立ちます。

あなたが飲み会で培ってきたコミュニケーション能力が活かせるというわけですね。

ドキュメント作成スキルが活かせる

IT業界では、仕様書や設計書、テスト結果報告書など、様々なドキュメントを作成する機会があります。

学生時代にレポート作成や論文作成を通して培ってきた文章作成能力を活かして、わかりやすく正確なドキュメントを作成することができます。

また、プレゼンテーション資料の作成や、顧客向けの資料作成など、幅広い場面でドキュメント作成スキルが役立ちます。

少なくとも共通一次に通るために国語は勉強していますよね。それが活かせます。

資格取得で暗記能力を活かせる

IT業界では、資格取得がスキルアップやキャリアアップに役立ちます。

文系出身者は、学生時代に培ってきた暗記能力を活かすことが可能です。

資格取得は、専門知識を深めるだけでなく、就職活動や転職活動においても有利に働くため、積極的にチャレンジすることをおすすめします。

ガチの理系学生は、暗記ではなく構造から理解したがる傾向があるので、頭は良いのですが、初動が遅くなりやすい傾向があります。

ちなみに、私も思考は理系なので、構造から理解したいですが、ビジネスはスピードが命だったりするので、暗記で済ませる機会も多いです。

実は数学的な思考はあまり必要ない

IT業界というと、数学やプログラミングなど、理系的な知識が必須と思われがちですが、実際には、すべての職種で高度な数学知識が必要となるわけではありません。

例えば、システムの企画や提案、顧客との折衝など、文系出身者が得意とする分野も数多く存在します。抽象的な概念の理解は文系学生の方が向いています。

もちろん、プログラミングなど、数学的な知識が必要となる職種もありますが、文系出身者でも十分に活躍が可能です。

最近では、文理共通学部なども存在するため、文系的思考と理系的思考は両立が可能です。

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文系出身者がIT業界できついと感じること

冒頭では否定をしましたが、IT業界できついと感じる文系出身者の意見も一応見ておきます。

  • プログラミングが予想以上に難しい
  • 理系出身者に理詰めされる
  • スキル市場主義な部分がある
  • リモートワークが意外とできない
  • 意外と地味で根気が必要になる

プログラミングが予想以上に難しい

プログラミングは、論理的な思考力や問題解決能力が求められるため、文系出身者にとっては、学習のハードルが高いと感じることがあります。

特に、プログラミング言語の文法や構文を理解する段階では、苦労する人も多いです。

しかし、プログラミング学習は、独学でも十分に可能です。オンライン学習サービスやプログラミングスクールを活用したり、プログラミングコミュニティに参加したりすることで、効率的に学習を進めることができます。

またプログラミングをメインとしないインフラエンジニアを選択すれば問題は解決です。

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理系出身者に理詰めされる

IT業界には、理系出身者に理詰めで質問されることがあります。

文系出身者は、理系出身者と議論する際に、自分の意見を論理的に説明することが難しいと感じることがあります。

しかし、文系出身者は、理系出身者とは異なる視点で物事を捉えることができるため、チームに多様性をもたらすことが可能です。

ちなみに、世の中の9割がデータ化できていないのであまり気にする必要はありません

スキル市場主義な部分がある

IT業界は、常に新しい技術が登場するため、スキルアップが必須です。

そのため、スキルが評価される傾向が強く、スキル不足を感じることがあります。

しかし、文系出身者は、コミュニケーション能力や企画力、プレゼンテーション能力など、理系出身者にはない強みを持っています。

理系出身者にはない強みを活かして、IT業界で活躍できる道があります。

リモートワークが意外とできない

IT業界では、リモートワークが導入されている企業も多いですが、実際には、チームで開発を進める必要があるため、常にリモートワークで仕事ができるわけではありません。

特に、プロジェクトの初期段階や重要な会議などでは、チームメンバーと顔を合わせてコミュニケーションをとる必要があり、出社が必要になるケースもあります。

また、未経験で実力がないうちにリモートワークを期待しすぎると実力が付きません。

「3年後リモートワークができればいいな」程度が実際のところ正しい認識だと思っておいてください。

意外と地味で根気が必要になる

IT業界の仕事は、一見華やかに見えるかもしれませんが、実際には、コードを書いたり、資料を作成したり、テストを行ったりと、地味な作業を繰り返すことが多く、根気が必要です。

特に、プログラミングやシステム開発など、高度な専門知識を必要とする仕事では、長時間集中して作業を行う必要があり、精神的な疲労が蓄積しやすい傾向があります。

シンプルに体質の問題もありますが、デスクワークが苦手な人はやめといた方がいいです。

ちなみに、私もデスクワークですが、ブルーライトカットの眼鏡をダテでも良いのでしておくことをおすすめします。

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【企業別】文系学生が理解すべき3つのポイント

文系学生がIT業界へ行く際に理解しておいた方が良いポイントを3点解説します。基本的には、IT企業の特長と特殊な働き方で「多重下請け構造」を理解すると良いでしょう。

IT業界の多重下請け構造
IT業界の多重下請け構造

SES(客先常駐)の働き方を理解する

SES(システムエンジニアリングサービス)とは、IT企業が顧客企業にエンジニアを派遣するサービスです。

SESで働くエンジニアは、顧客企業のオフィスに出向き、顧客企業のシステム開発や運用保守などを担当します。これを「客先常駐」と言います。

文系出身者がIT業界で働く場合、SESで働くケースが多いですが、顧客企業の指示に従って仕事をするため、自分の裁量で仕事を進めることが難しい場合があります。

また、顧客企業とのコミュニケーションや調整など、人間関係が重要な要素となります。

基本的には、働いた工数(時間)を納品するというビジネス形式になります。

基本的にはプロジェクトに対して人を集める働き方だにゃ。

SIer(受託開発)は残業が多め

SIer(システムインテグレーター)とは、顧客企業からシステム開発を受託する企業です。

SIerで働くエンジニアは、顧客企業の要望を聞き取り、システム設計、開発、テスト、運用保守などを行います。SIerでは、納期が厳しく、残業が多くなる傾向があります。

特に予算や人員の少ないプロジェクトでは、納期に間に合わせるために、徹夜で作業をすることも珍しくありません。これを「デスマーチ」と言います。

SESと違いSIerは納品物が成果物となるため、プロジェクトの完遂までが仕事です。多くのSES企業と連携はしますが、巻き取れずにしわ寄せがくる場合があります。

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自社開発はスキルに偏りが生まれる

自社開発とは、自社で開発したシステムやサービスを販売するビジネスモデルです。

自社開発で働くエンジニアは、自社のシステム開発に特化したスキルを身につけることができます。

しかし、裏を返せば、特定の技術に特化したスキルしか身につかないため、転職活動などで不利になる可能性があります。

分かりやすい例でいえば、セールスフォースなどと提携して設計・構築業務を請け負う会社です。

基本的にノーコード開発やローコード開発と言われるものが該当して、製品を作る能力は付く者の汎用性の高いスキルは付きにくいです。

自社開発は納期に追われる働き方は少ないですが、熟練した技術が付いてから転職することをおすすめします。

ノーコード・ローコード開発

ノーコード開発:ソースコードを一切書かずに開発する手法のこと。キントーン、ペライチなど。

ローコード開発:ソースコードを部分的に使用して開発する手法のこと。セールスフォース、WordPressなど。

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【職種別】文系学生が理解すべきポイント

次に理解しておくべきなのが職種別の働き方についてです。職種に関する理解があれば、就活で失敗しにくくなります。

ITエンジニアの職種分類

開発エンジニアは激務が発生しやすい

開発エンジニアは、システムの設計、開発、テスト、運用保守などを行います。

開発エンジニアの職種分類
開発エンジニアの職種分類

開発エンジニアは、常に新しい技術を学び続ける必要があり、激務になりやすい傾向があります。特に、プロジェクトの納期が迫っている場合や、バグが発生した場合などは、長時間労働になることもあります。

ただ、リモートワークができる可能性が高く、転職で入るのは難易度が極めて高いため、就活で入っておくのがおすすめです。

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インフラエンジニアは夜勤が存在する

インフラエンジニアは、サーバーやネットワークなどのシステム基盤の構築、運用、保守を行います。

インフラエンジニアの職種分類
インフラエンジニアの職種分類

インフラエンジニアは、システムの安定稼働を維持するために、夜間や休日にも作業を行う場合があります。また、トラブル発生時には、迅速に対応する必要があり、常に緊張感を持って仕事をする必要があります。

インフラエンジニアはリモートワークができるようになるまでは時間がかかりますが、ITを使わないという選択を日本がしない限りは安定した需要があるのが魅力です。

また、キャリアアップもしやすいため、どうしても開発がやりたいという方以外はインフラエンジニアの方がおすすめです。

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IT業界の適正判断「向いている・向いていない」

エンジニアを目指すうえで、適正は理解しておいた方がいいです。とはいえ、傾向であり、世の中の適職診断などは意味がないので参考として考えるぐらいで充分です。

IT業界が向いている人の特徴

IT業界に向いている人は、以下の様な特徴を持っています。

  • 新しい技術に興味があり、常に学び続ける意欲がある
  • 論理的な思考力と問題解決能力に優れている
  • チームで協力して仕事をするのが好き
  • 細かい作業を正確に行うことができる
  • 変化を恐れずに、新しいことに挑戦できる
  • ストレスに強く、困難な状況にも対応できる

これらの特徴を持っている人は、IT業界で活躍できる可能性が高いです。とはいえ、すべて当てはまる必要はありません。

仮に、向いている要素がなかったとしてもやっていくうちに慣れます。人間の順応性はかなり高いので、入ってから活躍する人も意外と多いです。

IT業界が向いていない人の特長

IT業界に向いていない人は、以下の様な特徴を持っています。

  • 新しい技術に興味がなく、学ぶことに抵抗がある
  • 論理的な思考が苦手で、問題解決能力が低い
  • 一人で仕事をするのが好きで、チームワークを重視しない
  • 細かい作業が苦手で、ミスが多い
  • 変化を嫌がり、新しいことに挑戦することを避ける
  • ストレスに弱く、困難な状況に直面するとすぐに諦めてしまう

これらの特徴を持っている人は、IT業界で働くことは難しいかもしれません。

しかし、何事も始まりは興味を持つというところからスタートします。それに仕事はあくまでもお金を稼ぐための手段でしかありません。

実際に、自分で資格取得を目指したりした方が圧倒的に正しく適性を図れます。

適正はそこまで気にする必要がないにゃ~。やる前の判断は無駄にゃ!

文系学生がIT就活で失敗しない3つの方法

文系出身者がIT業界で失敗する理由の大半は、理解不足です。特に理解しておかないといけないのが、「職種」「面接」「企業」の3つです。

職種を理解して選択する

IT業界には、システムエンジニア、プログラマー、インフラエンジニア、ネットワークエンジニア、セキュリティエンジニアなど、様々な職種があります。

それぞれの職種には、求められるスキルや仕事内容が異なります。文系出身者は、自分の興味や得意分野を理解した上で、自分に合った職種を選択することが重要です。

例えば、コミュニケーション能力や企画力に自信がある人は、システムの企画や提案など、顧客と接する機会が多い職種を選ぶのが良いです。

また、それぞれキャリアが異なるので、しっかりと次を考えて行動できる職種を選択してください。

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ITパスポートの勉強をする

ITパスポートは、ITに関する基礎知識を問う国家資格です。

ITパスポートを取得することで、IT業界の基本的な知識を身につけることができます。

文系出身者は、ITパスポートの勉強を通して、IT業界の基礎知識を学ぶことで、就職活動や転職活動で有利になります。

面接でITのことを聞かれても答えやすくて面接で活用可能です。

また、ITパスポートは、IT業界への就職を志す文系出身者にとって、就職活動の際にアピールポイントになります。

ITパスポートは簡単だからすぐに取れるにゃ。

IT就活エージェントを利用する

IT就活エージェントは、IT業界に特化した就活支援サービスです。

IT業界を詳しく説明するためには、かなり専門的な知識が必要です。私がこのような記事を書けているのもIT業界で働いているからです。

総合型の就活生がみんな使っている就活エージェントは、大衆受けするために、それぞれちょっとずつ知識を持っている程度になります。

なので、いくら聞いても時間の無駄になる可能性が高いです。

IT就活エージェントを利用することで、自分に合った企業や職種を紹介してもらうことができます。また、IT業界特有の面接対策や書類作成のアドバイスを受けることも可能です。

文系出身者は、IT業界の企業情報や求人情報、面接対策など、IT就活エージェントを活用することで、スムーズに就職活動を進めることができます。

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