【第二新卒】IT専門転職エージェント比較21選|おすすめを未経験OK・キャリアアップ別に解説

新卒で企業に入ったけど、正直失敗したと思っている方や新卒で入った会社ではなかなか力が付かないと感じて方は第二新卒のタイミングで転職するのをおすすめします。
というのも、第二新卒以降でまともな会社に入るには「即戦力」と「ポテンシャル」が、過去の業務経験からしっかりと言語化できていないと普通に落とされます。
だから、第二新卒の転職は社会人として成果が足りなくてもIT業界にいける最適なタイミングというわけです。もちろん、シゴデキ界隈の人は例外ですが。
逆に言えば、第二新卒はIT業界のキャリアにおける最後の砦になるため、転職エージェントを上手く使うことをおすすめします。
本記事では、キャリアにおいて今後を決定づけると言ってもいい第二新卒の転職で失敗しないための活用をおすすめするIT業界専門の転職エージェントを解説します。
就活と転職は何が違う?第二新卒が押さえるべき3ポイント
転職がはじめてという方も多いと思うので、「就活」と「転職」の違いをさらっと押さえておいてください。なお、第二新卒は、一般的に4年生大学卒業後、3年以内の25未満の方を指します。
- 評価軸の違い:ポテンシャル重視から即戦力+再現性へ
- 選考スピードの違い:平均2週間で内定が出る転職市場
- 年収交渉のポイント:オファー面談と市場相場の活用
評価軸の違い:ポテンシャル重視から即戦力+再現性へ
就活では「吸収力があり協調性も高いか」というポテンシャルが合否を左右しますが、中途採用では 課題を発見し再現可能な形で解決できるかが最重要です。
たとえば「テスト自動化で運用工数を月10時間削減」「問い合わせ件数を30%減」といった 数値付き成果 を職務経歴書に記載すると書類通過率が一気に上がります。
また、数字に関して具体的な説明ができる必要があります。
第二新卒は社会人経験が浅いぶん、個人開発や社内改善を通じて成果を可視化すれば評価ギャップを埋められる可能性が高いです。

就活時の面接+社会人の経験を話す必要があるのが、転職との違いだにゃ!
選考スピードの違い:平均2週間で内定が出る転職市場
IT系中途採用は 書類提出から内定まで平均12.6日となっています。もちろん、書類選考から内定獲得までスムーズに進んだときはという話ですが。
新卒のように数か月待つ余裕はなく、面接が平日夜や土日に集中するためスケジュールは過密になります。現在の会社との隙間時間を縫いながら行うので、かなりハードです。
なかなか思うように内定が取れないケースもあり、「転職鬱」という言葉があるくらいです。
退職意思を上司へ伝える前に、希望条件と面接可能日時をまとめておくと空白期間を作らずに転職完了できます。
1人転職活動をするのはかなり時間的な余裕がないので、転職エージェントに時間を短縮してもらいましょう。

はじめての転職は長期化しやすいのでサポートが手厚いエージェントを使うのがいいにゃ!
年収交渉のポイント:オファー面談と市場相場の活用
第二新卒でもスキルを言語化できれば年収は上げられます。
面接で年収を大幅に提示すると大柄なやつと捉えられて、落とされる可能性が高くなるので、最初は御社の規定に従います。と回答するのが正解です。
しかし、内定が取れた後はオファー面談をお願いして交渉をすれば年収を上げることができます。この時に内定を複数社取っておけば、他に取られまいと年収を吊り上げることが可能です。
ただ、こういった交渉事には基本的に本人がするとリスクが伴うこともあるので、転職エージェントを使うメリットがここにもあります。

ちなみに筆者は交渉で失敗した経験があるにゃ!
第二新卒がIT転職エージェントを使うべき理由と知識
結論から言えば、自分ですべてできる人は転職エージェントを使わなくても転職が可能です。私は転職経験が3回ほどありますが、うち1回はエージェントを使用していません。
ただ、初めての転職と大手に応募する際には、エージェントを使用しました。その理由は以下のとおりです。
- 内定獲得率が自己応募の2.8倍にアップ
- ブラック企業を排除しやすい仕組み
- 面接対策・年収交渉をプロに任せられる
内定獲得率が自己応募の3倍程度ある
レバテックキャリア公開レポートでは、エージェントの利用者のIT転職内定率が自己応募の約2.8倍、転職決定者の96%が第一志望または第二志望に入社したと発表されています。
理由としては、応募企業ごとに職務経歴書や面接での回答のカスタマイズが必要であり、そのための企業情報を得やすくなるからです。
実際に、私が転職する時は企業の情報収集に最も時間を使って、企業が好きそうなことを書くというのを意識していました。
エージェントを使えば限られた時間の中で情報収集を最大化できるため、業務が忙しい第二新卒に特に向いています。
また、情報の取り方が分からなくてもサポートしてもらえるので、効率的に進めることができます。

転職エージェントに使われるのではなく、いいように使うのがポイントだにゃ!
ブラック企業を排除しやすい仕組み
転職サイトに掲載されている求人は優良企業ではなく、お金をかけずに採用をしようとしている企業が大半です。もちろん、優良企業もありますが。
実際は全体の約75%が非公開求人で、取引先の一次請け比率や直近12か月の平均残業時間を転職エージェントの登録者限定で開示しています。
求人サイトはある意味でブラック企業に引っかかりやすく、転職エージェントは優良企業に出会いやすいという仕組みなっています。
また、紹介企業の離職率がKPIに組み込まれているため、長時間労働や多重下請けの企業はそもそも推薦リストから除外されやすい構造です。
※求職者が短期離職すると、紹介手数料を返金しないといけないため。

転職エージェントにも数打って稼ぐパターンとマッチング重視のパターンの2つのパターンがあるから要注意だにゃ!
面接対策・年収交渉をプロに任せられる
前述した内容と被りますが、年収交渉はプロに任せる方が賢明です。
法律上では、内定契約を結んだ場合は、取り消す場合解雇と同じ扱いになりますが、その前なら取り消される可能性もあります。※実体験あり。笑
また、面接対策も企業によって質問される内容が大きい違い、表面的に取れる情報には限りがあります。
エンジニアの転職では、どのような案件があるのか?やどんな質問がされるのか?などです。加えて、面接官の性格なども挙げられます。
このような対策をするには、多くの企業を受けて慣れるか情報を入手するかの2択です。先に述べたように転職は本当に時間がないので、前者を選ぶと長期化しやすくなります。

はじめての転職や大手を目指すなら転職エージェントを使うべき理由がここだにゃ!
【経験別】転職エージェントのランキング選定基準
まず、前提として第二新卒は転職で有利であるというのは押さえておいてください。

未経験からITエンジニアになりたい
第二新卒の転職の場合は、通常の転職よりエンジニアを目指すハードルは低めです。第二新卒以外の20代は一般的に、資格取得やスキルをある程度身につけてから転職をする必要があります。
とはいえ、対策をせずに通るほど甘くはないので、内定獲得に強い転職エージェントの利用がおすすめです。
第二新卒の転職でさらに難易度を分けるのが「学歴」になります。学生の頃の話がまだ影響するのかと思うかもしれませんが、IT業界は頭脳労働のため、顕著に優劣がでます。
プログラミングも触ったことがない完全未経験の場合は、MARCH以上であれば、開発職(SEやアプリケーションエンジニア)などを狙えますが、日東駒専レベルであればインフラ職が現実的です。
この前提のもとで、内定獲得に強いサポートの手厚さで転職エージェントでランキングを設定しています。

学歴差を埋めて、どうしても開発職にいきたい場合は、paizaでCランク以上を狙うといいにゃ!
現役エンジニアでキャリアアップしたい
第二新卒で1年以上の実務経験がある場合は、経験者として転職することが可能です。
ヘルプデスクのような業務や単体テストをしていただけといういう場合や大手に入って要件定義だけやっていたと場合は評価されない傾向にあります。
一見すると大手に入っていたら評価されそうなものですが、転職では「現場経験」が大きく評価されるため、実際に手を動かしていない場合は難航する恐れが高いです。
経験者として該当する場合は、年収アップやスキルアップ、待遇面の改善などで有利になる転職エージェントをピックアップしています。
半年以下の場合は経験者として転職できない場合があるので、未経験向けの転職エージェントに相談することをおすすめします。

インフラ職から開発職に行くなどの場合はキャリアチェンジになるため、未経験の扱いになるにゃ!
【第二新卒】未経験向けエージェント比較ランキングTOP11
未経験の場合、転職が難航する可能性が高いので、状況に合わせて複数社の転職エージェントの登録がおすすめです。転職エージェントごとに開発職に強いのか
1位:ユニゾンキャリア転職

ユニゾンキャリア転職はIT・Web業界専門の若手向けサービスです。
内定獲得にめっぽう強い転職エージェントで、5社応募で平均2~3社内定と取るといった徹底的な面接対策に定評があります。
転職エージェントを利用すると、大量に求人を紹介されて片っ端から応募するような目的のクソもない転職活動をさせられることがありますが、ユニゾンキャリアではその心配はありません。
最大の特徴はLINE相談の平均レスポンス30分以内という速さで、業務後の隙間時間でも疑問を解消しやすい点です。
キャリアアドバイザーが学習ロードマップを一緒に作成し、ポートフォリオ添削も実施。インフラ志望・開発志望どちらにもスキルを身につけたい第二新卒に向いています。
2位:キッカケエージェント

キッカケエージェントは開発職への転職に強いエージェントです。
「転職ミスマッチゼロ」を掲げ、現役エンジニアがヒアリングに同席して技術面と志向面の双方を細かく確認します。
YouTubeチャンネルでは開発職向けのキャリアを解説した配信を行っています。
設計思想や開発プロセスを言語化するサポートが手厚く、内定後も90日間のフォロー面談を実施するため率が高いと評判です。
求人はスタートアップやSaaS企業が中心で、裁量とスピードを重視する第二新卒に向いています。
3位:UZUZ第二新卒

UZUZ第二新卒は20代の既卒・第二新卒に特化したIT転職エージェントです。
書類通過率87%、内定率86%と高水準で、平均12時間の模擬面接では面接対策で必須なエピソードを深掘りしてくれます。
UZUZはインフラエンジニアの転職に強みがあり、開発職の転職は苦手です。だだ、無料のスクールがついているので、学歴に自信がない方にはかなりおすすめです。
求人の約6割がIT・Web系で関東関西に集中しますが、フルリモート案件の紹介も増加中です。
また入社後1年の定着率を95%以上に設定しており、ブラック企業を排除する仕組みが整っています。短期離職歴や学歴に不安がある第二新卒でも安心して相談できます。
4位:テックゲート転職

テックゲート転職は全国8,400件以上のIT求人を保有し、リモート案件や将来のフリーランス転向を視野に入れた求人が多いのが特徴です。
ハイクラスに強い転職エージェントですが、未経験向けにもサービスを展開しており、キャリアのトータルサポートを展開しています。
自社メディアの技術記事を事前学習に活用できるため、スキルアップ後に正社員として安定を得る“二段階キャリア”を構築しやすい環境です。
AI・データサイエンス領域の求人も年々増加しています。
5位:IT転職エージェント@PRO人

IT転職エージェント@PRO人はIT専門で、ユーザーアンケートでは「親身な相談」「キャリアアップ期待」部門97%満足を獲得しています。
求人は多くはないので、この順位になりますが、サポートが強みです。
20代の初転職を想定し、業界講座や職務経歴書テンプレを無償提供。初年度年収アップ率97%と公開しており、給与交渉もアドバイザーに一任できます。
第二新卒で初めてのIT転職に挑戦する人に適したサポート体制です。
6位:キャリアパーク就職エージェント

キャリアパーク就職エージェントは新卒向けの印象が強いものの、第二新卒・既卒にも対応しています。
就活と同じ感覚で利用ができるため、とっつきやすいエージェントです。
IT以外も扱う総合型ですが、20代向けエンジニア求人も保持し、最短1週間以内に内定が出る特別選考フローが魅力です。
年間1,000名以上を面談するアドバイザーが自己分析を伴走し、面接対策資料も提供します。
就活で納得できないまま社会人になった層の“やり直し転職”に適したサービスです。
7位:レバテックキャリア

レバテックキャリアはエンジニア専門エージェントで業界最大手です。
転職者の80%が年収アップ、平均増額は+73万円となっています。ただ、これは求職者全体の数値となっており、経験者の割合が多く占めているのが実態です。
未経験からの転職の場合、学歴で忖度されるケースも多く、高学歴ならおすすめですが、学歴に自信がない方は別のエージェントを使った方がメリットがあります。
ポートフォリオなどの準備がある方は、レバテックは有意義に使えます。
一次請けや自社サービス案件が多く、20代のうちに上流工程へ挑戦したい第二新卒に最適です。東京・大阪・名古屋・福岡など主要都市で対面面談が可能な点も強みです。
8位:クラウドリンク

クラウドリンクはSalesforceを中心としたクラウドインテグレーション領域に特化したエージェントです。
コミュニケーション能力や学歴が高い人にはITコンサルタントという道もおすすめですが、エンジニアの転職という面では技術が付きにくいのがデメリットです。
第二新卒から40代まで幅広い転職実績があります。
派遣や契約社員から正社員登用の事例が多く、資格取得支援やリモート研修を無料提供。SaaSカスタマーエンジニアやクラウド導入コンサルを目指す若手に適したエージェントです。
9位:ビジョン・キャリア

ビジョン・キャリアはIT・コンサル領域に特化し、「一人ひとりに最高の選択を」を掲げた伴走型支援が特徴です。
公開実績は多くありませんが、コンサル志望の第二新卒向けに研修付き求人やポテンシャル採用枠を紹介します。
職務経歴書のストーリーテリング添削により、実務経験の浅い若手でも説得力のある自己PRを作成できます。
サービスを展開しなくてはいけない立場にあるため、無下に扱われるケースは少ないです。
10位:EDBエージェント

EDBエージェントはエンジニアデータバンク運営で、登録者のスキルデータを解析しマッチング精度90%超を掲げています。
少し経験者職が強いエージェントのため、学歴が低めの方にはおすすめできません。
レジュメ自動生成ツールにより、実務経験が浅い第二新卒でもアピールポイントを構造化できます。
紹介求人は急成長中のスタートアップが中心で、技術幅を広げたい若手には魅力的です。
11位:GEEKLY(ギークリー)

GEEKLYはWeb・ゲーム・モバイル領域に強く、転職者の平均年収アップ額+76万円となっています。
レバテックに次ぐ大手のエージェントですが、求職者からあまり良い声は聞きません。知名度だけが先行して実態があまり出ていない印象です。
よくある大量応募をさせる転職エージェントで、求職者に100社応募とかをさせています。
本来通るはずだった企業もそのせいでこぼしたり、他のエージェントを使った時も既に応募済みで応募ができないというケースが後を絶ちません。
おすすめできないエージェントをですが、最下位に表示しているのは実態を正しく解説する記事が他にないからです。
【第二新卒】経験者向けエージェント比較ランキングTOP10
エンジニア経験者は比較的簡単に内定が取れるため、転職エージェントを使用するメリットは薄く感じるかもしれません。
しかし、年収交渉や大手の求人にアクセスするという付加価値部分で転職エージェントのほうが優位性があります。
「内定を取るより待遇をよくする」という目的で使用してください。
1位:TechGo(テックゴー)

TechGoは若手ハイキャリア育成を掲げ、受講無料のAI・クラウド講座でスキル棚卸しを行ったうえで年収600万円以上の求人を提案します。
第二新卒の転職の場合、スキル面で内定時の年収や入れる企業に大きな差が生まれるため、その差を埋められるサービスはかなりメリットが大きいです。
そのため、長期的な目線で転職を考えられる人は、転職の予定が1年先とかの人も積極的に登録をしておくほうがいいです。
また、オンライン面談後24時間以内に面接日程が確定するスピード感が特徴となっています。
案件数は大手に比べて少ないものの、学習と転職活動を同一プラットフォームで進めたい第二新卒にぴったりのサービスです。
2位:テックゲートエキスパート

テックゲートエキスパートは年収700万円以上かつリモート可の求人を多数保有し、全国8,400件から選択可能です。
前職でSIerに努めていて要件定義や設計をしていた方は、変にエンジニアの技術を身につける転職ではなく、ITコンサルタントへの転職をおすすめします。
なかでもテックゲートエキスパートでは、コンサルタントは経営層と直接つながっており、現場の技術スタックや働き方を事前に共有してくれるため安心感があります。
地方在住でも首都圏水準の報酬を狙える点が魅力で、将来フリーランスも視野に入れる第二新卒におすすめです。
3位:社内SE転職ナビ

社内SEナビは国内最大級の社内SE専門サイトで、公開・非公開あわせて数千件の求人の約7割が年収500万円以上です。
社内SEはライフワークバランスも整えやすいので、SIerなどでシステム導入経験がある人はぜひ目指したいポジションです。
ただ、社内SEは社内ヘルプデスクや情シス、自社常駐のエンジニアのように会社によって社内SEの定義が異なるため、専門エージェントを使った方がいいです。
社内SEに特化した転職エージェントはここしかないので、目指している方は登録必須です。
4位:キッカケエージェント

キッカケエージェントは未経験でも紹介しましたが、本来の強みは経験者にあります。
特に強みを持つのは開発経験1年~5年ぐらいの人のキャリアアップの転職です。
現在のSESに努めている方がSIerや自社開発の企業を目指している人に最適です、
入社後90日フォロー面談も用意されており、裁量とスピードを求める第二新卒がスタートアップへ挑戦する際に心強いエージェントです。
5位:ユニゾンキャリア転職

ユニゾンキャリアは内定獲得に強い転職エージェントですが、ハイクラスの求人は少ないためこの順位になっています。
とはいえ、サービス自体は非常に好調なため、エンジニア経験者の転職にもかなり力を入れはじめています。
転職の経験が少ない若手には対策が必須なので、エンジニアとしての経験が5年未満の転職の場合はかなり効果的です。
現在の仕事がどのくらいの市場価値がある業務なのかやどの資格を取ればいいのかといった内容から相談したい人は利用をおすすめします。
6位:レバテックキャリア

レバテックキャリアはITエンジニア専門エージェントで、転職者の80%が年収アップ、平均増額+73万円と公表しています。
こちらも未経験の対応はイマイチでも経験者の対応はかなり手厚くなっています。業界最大手ということもあり求人数も多いです。
とはいえ、転職慣れをしていない第二新卒の方には不十分に感じたり、電話がしつこかったりとデメリットも多いため、若手向けではありません。
キャリアが正直よくわかっていないけど、選択肢を広く持ちたいという第二新卒に最適です。
7位:アクシスコンサルティング

アクシスコンサルティングはIT×コンサル領域に強みを持ち、内定率90%超、60%の利用者が年収100万円以上アップとなっています。
稼げるエンジニアになるためには、最終的にITコンサルタントになったほうが年収1000万をこえやすいため、この機会に狙っていきましょう。
第二新卒にはPMO補佐やセキュリティ監査補助など、上流を学びながらキャッチアップできるポジションを提案してくれます。
ケース面接対策シートと模擬面談がセットで提供されるため、論点の整理や数値化が苦手でも短期間で改善できます。コンサル視点を早期に身につけたい若手に最適です。
8位:TechClipsエージェント

TechClipsエージェントはハイエンド特化で、掲載求人の約80%が年収600〜1,200万円レンジです。
高学歴の理系出身の方や前職でかなり実績を残せた方におすすめの転職エージェントです。
カウンセラー全員が現役エンジニアのため、アーキテクチャや技術選定の相談が深く、要件定義からPMフェーズの求人紹介も豊富です。
紹介数は少ないものの質重視で、高単価かつリモート比率の高い案件を狙う第二新卒には魅力的な選択肢となります。
9位:クラウドリンク

クラウドリンクはSalesforceを中心としたクラウドインテグレーション領域に特化したエージェントです。
Salesforce案件はローコード開発のため、導入支援をするITコンサルタントという道ではおすすめですが、エンジニアという面では技術が付きにくいのがデメリットです。
派遣や契約社員から正社員登用の事例が多く、資格取得支援やリモート研修を無料提供。SaaSカスタマーエンジニアやクラウド導入コンサルを目指す若手に適したエージェントです。
10位:GEEKLY(ギークリー)

未経験の転職では使うべきではないエージェントとしてましたが、経験者の転職ではギークリーを使うメリットはあります。
求人数の多さは経験者にとって嬉しい部分ではあるからです。
とはいえ、求人をとにかく応募させるスタイルは、大事な第二新卒の転職には向いていないため、経験者向けのランキングでもこの位置になります。
エンジニア経験者があって自分で求人を精査して、自分の意向をしっかりと示せる方は利用しましょう。
第二新卒がエージェントを選ぶ5つのチェックリスト
ここまで転職エージェントを解説してきましたが、担当者との相性などもあるので、複数社の登録をおすすめしています。
理想はメイン1社、サブ3社という配置が最適です。担当者が良くない場合はすぐに切って、別のエージェントを追加するという動きが理想となります。選定の基準は以下のとおりです。
- 求人数と面接対策の手厚さ
- 直近3年の年収アップ実績
- 取引企業の一次請け比率
- 担当者のエンジニア経験/保有資格
- サービス継続利用者の口コミ評価
① 求人数と面接対策の手厚さ
エージェントを選ぶ際は「求人数」と「面接対策」の両輪で比較すると失敗しにくいです。
求人数が多ければ選択肢が広がりますが、第二新卒の場合は面接ロープレやレジュメ添削がどこまで無料で受けられるかを必ず確認しましょう。
目安は公開求人 3,000 件以上+模擬面接2回以上を標準サービスに含むかどうかです。
面談時に「通過率」「ロープレ時間」を数値で提示してもらうと比較が簡単になります。
② 直近3年の年収アップ実績
年収アップ率が60%以上と開示しているエージェントは交渉ノウハウが蓄積されています。
公開データがない場合は面談で「過去3年の平均増額額」「20代の最高オファー額」を必ず質問し、回答をメモして比較してください。
第二新卒でもスキルの棚卸しと複数オファー比較で+50万円以上のアップが現実的です。
③ 取引企業の一次請け比率
一次請け比率が50%を超えると裁量権が大きくブラック率も下がる傾向があります。
特にSES系は多重下請け構造になりやすいので、「常駐率」「下位請けへの再委託率」を数値で確認しましょう。
エージェント側が回答を渋る場合は自社ポジションの把握が甘い可能性があり注意が必要です。
④ 担当者のエンジニア経験/保有資格
担当カウンセラーに開発経験3年以上または応用情報技術者/AWS SAAなど資格保有者がいるかを確認すると安心です。
技術的な深掘りができる担当者なら、職務経歴書にGitHubや技術ブログをどのように落とし込むかなど、実践的なレビューを得られます。
面談時に「メイン言語」「得意領域」を質問し、自分の志向と合うかを確かめましょう。
⑤ サービス継続利用者の口コミ評価
口コミは★3.5以上をひとつの基準にし、GoogleクチコミとSNSの実体験を突き合わせると信憑性が高まります。
ポジティブ・ネガティブ両方の声をエクセルに貼り、頻出ワードを色分けすると感情の偏りが可視化できます。
とくに「連絡が遅い」「条件と違う求人を紹介された」など繰り返し出る不満は要チェックです。

ランキング上位のエージェントを使えば、間違いないにゃ!
迷ったらここ!第二新卒におすすめの転職エージェントまとめ

ここで紹介した転職エージェントのなかでどれを選べばいいのか分からないという方のためにおすすめの転職エージェントを配置を紹介します。
【第二新卒】未経験から開発職のIT転職エージェントおすすめ布陣

役割 | 転職エージェント | エージェントの活用方法 |
---|---|---|
メイン | ユニゾンキャリア | 内定獲得の精度を上げるため面接対策や年収交渉を依頼。 |
サブ | キッカケエージェント![]() | 開発職で経験を積める企業の情報収集に活用する。 |
サブ | テックゲート転職![]() | 学習等のサポートに活用する。 |
サブ | レバテックキャリア | 開発職の企業についての情報収集に活用する。 |
未経験の転職に強いユニゾンキャリアをメインに設定して、その他のエージェントで企業情報を集めて集約させる方法が未経験転職における勝ちパターンです。
開発の技術面の質問についてはキッカケエージェントを利用して、テックゲート転職で学習面を補います。
レバテックキャリアは求人数が多いので、アドバイザーの反応を見ながら自分が内定を取れるラインを見極めるという流れです。
【第二新卒】未経験からインフラ職のIT転職エージェントおすすめ布陣

役割 | 転職エージェント | エージェントの活用方法 |
---|---|---|
メイン | ユニゾンキャリア | 内定獲得の精度を上げるため面接対策や年収交渉を依頼。 |
サブ | UZUZ第二新卒![]() | 学習等のサポートに活用する。 |
サブ | テックゲート転職![]() | 求人数を担保するための併用する。 |
サブ | レバテックキャリア | インフラ職の企業についての情報収集に活用する。 |
インフラ職も同様にユニゾンキャリアを主軸において内定獲得や年収交渉をお願いするのがベストです。
UZUZ第二新卒は学習面でのサポートが手厚いので、無料のスクールを活用しましょう。利用者からは若干、宗教みがあるといわれているので、飲まれ過ぎないように注意してください。
テックゲート転職は求人数を担保するためのサポートとして活用し、レバテックキャリアで企業の情報を収集します。
【第二新卒】経験者の開発職におすすめのIT転職エージェントの布陣

役割 | 転職エージェント | エージェントの活用方法 |
---|---|---|
メイン | キッカケエージェント![]() | 開発職のマッチングを高めるために活用する。 |
サブ | ユニゾンキャリア | 内定獲得の精度を上げるため面接対策や年収交渉を依頼。 |
サブ | TechGO(テックゴー) | スキルアップや学習のために利用する。 |
サブ | レバテックキャリア | 開発職の企業についての情報収集に活用する。 |
開発経験者の場合は、次で何のスキルを付けるかが重要になります。そのため、開発経験者の転職に強いキッカケエージェントをメインに配置します。
そのうえで、面接対策にユニゾンキャリア、スキルアップにTechGO(テックゴー)、情報収集にレバテックキャリアという配置がベストです。
この配置の該当者はエンジニアの経験が1~2年程度の第二新卒に最適となります。
【第二新卒】経験者のインフラ職におすすめのIT転職エージェントの布陣

役割 | 転職エージェント | エージェントの活用方法 |
---|---|---|
メイン | ユニゾンキャリア | 内定獲得の精度を上げるため面接対策や年収交渉を依頼。 |
サブ | TechGO(テックゴー)![]() | スキルアップや学習のために利用する。 |
サブ | クラウドリンク![]() | クラウドに強い企業を探すために活用する。 |
サブ | レバテックキャリア | インフラ職の企業についての情報収集に活用する。 |
インフラ職だけでいえば、ユニゾンキャリアはかなり経験者に強いです。そのため、ユニゾンキャリアをメインの配置にしましょう。
TechGO(テックゴー)を使ってスキルアップも同時に図ります。できればクラウド案件を保有している企業に入りたいのでクラウドリンクも活用します。
レバテックキャリアは安定の情報収集に活用するという布陣です。こちらもインフラ職の経験が1年~2年程度の人が対象です。
【第二新卒】経験者の年収アップにおすすめのIT転職エージェントの布陣

役割 | 転職エージェント | エージェントの活用方法 |
---|---|---|
メイン | テックゲートエキスパート![]() | 年収アップできる企業への内定獲得に活用する。 |
サブ | TechGO(テックゴー) | スキルアップや学習のために利用する。 |
サブ | 社内SE転職ナビ![]() | 年収アップの可能性を模索するために利用する |
サブ | キッカケエージェント | 年収アップの可能性を模索するために利用する |
新卒から入って3年経つエンジニア経験者であれば、大幅な年収アップも狙えます。一番年収アップの幅が大きいのがITコンサルタントへの転職で、次にPMやPLなどを目指す転職です。
ここはテックゲートエキスパートとTechGO(テックゴー)を併用しながら実現していきます。
企画などの経験がある方は、社内SEもそれなりに年収がでるので、社内SE転職ナビも併用しておくのがおすすめです。
キッカケエージェントは技術力をさらに高めながらも年収を上げたいときに利用します。
【第二新卒】経験者のスキルアップにおすすめのIT転職エージェントの布陣

役割 | 転職エージェント | エージェントの活用方法 |
---|---|---|
メイン | TechGO(テックゴー) | スキルアップや学習のために利用する。 |
サブ | ユニゾンキャリア | 内定獲得の精度を上げるため面接対策や年収交渉を依頼。 |
サブ | キッカケエージェント | 年収アップの可能性を模索するために利用する |
サブ | レバテックキャリア | 企業についての情報収集に活用する。 |
第二新卒で1年未満の場合は、スキルを磨くのが先決になるため、スキルアップをベースに置いた転職をおすすめします。
そのためにTechGO(テックゴー)での学習をメインにおいてスキルアップしながら転職活動を進めます。
そのなかで面接対策をユニゾンキャリアで強化、開発職ならキッカケエージェントで企業の情報収集に、全体の情報収集はレバテックキャリアを利用します。
【第二新卒】経験者のワークライフバランス調整におすすめのIT転職エージェントの布陣

役割 | 転職エージェント | エージェントの活用方法 |
---|---|---|
メイン | 社内SE転職ナビ | 待遇改善できる企業への内定獲得に活用する。 |
サブ | キッカケエージェント | 待遇改善の可能性を広げるために活用する。 |
サブ | テックゲート転職![]() | 待遇改善の可能性を広げるために活用する。 |
サブ | ユニゾンキャリア | 内定獲得の精度を上げるため面接対策や年収交渉を依頼。 |
新卒から3年程度エンジニア経験がある場合は、待遇面改善のための転職も狙えます。
この場合は、一般社員と同じ待遇になる社内SEを目指すか、さらに先をみてフリーランスを目指すかの2択です。
そのため、社内SE転職ナビをメインに据えて転職活動を進めます。キッカケエージェントも社内SEを多く取り扱っているため、上手に活用すると良いです。
フリーランスも視野にいれて保険をかける場合はテックゲート転職も利用します。ユニゾンキャリアで面接対策で精度を高めるという布陣です。
第二新卒のエージェント利用の流れと成功率を高めるポイント
転職エージェントは便利ですが、最大限に力を発揮してもらうためには、頼り切りにならずにあなたも協力することです。
そのために、転職エージェントの利用の流れとポイントを整理しておきます。
- 無料登録〜初回カウンセリング
- 履歴書・職務経歴書の最適化
- 企業ごとのカスタム面接対策
- 内定後の条件交渉と年収UP術
ステップ1:無料登録〜初回カウンセリング
まずは公式サイトで無料登録し、LINEやWebフォーム経由で日程を調整します。
この記事の各エージェントのボタンから登録してもらえば間違いありません。
LINE対応のエージェントなら平日22時までチャット可能なため、現職が忙しい第二新卒でもスムーズです。
初回カウンセリングでは「勤務地・技術スタック・年収」の3項目を重要度A・B・Cで優先順位づけして共有すると、求人提案の精度が一気に高まります。
ステップ2:履歴書・職務経歴書の最適化
書類選考では「数字」と「アウトプット」が決め手です。
GitHubリポジトリのURL、Qiita記事、登壇スライドを実績欄に追加し、「レビュー改善でバグ率20%削減」など成果を定量化しましょう。
エージェントのテンプレに沿って職務経歴書を整形すると、書類通過率が20〜30%上がるケースもあります。
ステップ3:企業ごとのカスタム面接対策
各社の過去質問DBと模擬面接を活用し、PREP法(Point→Reason→Example→Point)やSTARフレーム(Situation→Task→Action→Result)で再現性をアピールします。
逆質問は「一次請け比率」「開発プロセス」「評価基準」の3点を軸に用意すると好印象です。
録画ロープレで話し方をセルフチェックし、要点を140秒以内にまとめる練習を重ねると通過率が伸びます。
ステップ4:内定後の条件交渉と年収UP術
オファーが出たら総支給・残業代・福利厚生を横並び表にまとめ、年収以外の差も可視化しましょう。
エージェントに市場中央値データをもらい、オファー面談で「中央値+10%」を根拠付きで提示すると交渉が通りやすくなります。
最終条件はPDFで送付してもらい、入社前に必ずサインバックして法的エビデンスを確保してください。
【Q&A】第二新卒のIT転職でよくある質問
IT転職でよくある質問をまとめたのでチェックしておいてください。
Q1. 第二新卒でも未経験からITエンジニアになれますか?
はい、可能です。
近年はポテンシャル採用枠+無料スクール併設エージェントが増え、ITパスポートや基本情報技術者などの資格を取った上でポートフォリオを用意すれば、書類通過率は50%台から80%台へ伸びます。
実例として、UZUZ Career ITでは未経験者の約86%が3〜6か月以内に内定しています。
学習時間を週10時間確保し、GitHubでアウトプットを公開すれば、文系出身でも十分チャンスがあります。
Q2. 第二新卒の未経験から狙える職種は何ですか?
現在の転職市場では学歴が選考ラインに与える影響が依然大きいです。
MARCH・国公立以上の大卒であれば、未経験でもWeb開発やフロントエンドを含む「開発職」とサーバー・クラウドを扱う「インフラ職」の両方を狙えます。
一方、専門・短大卒や日東駒専以下の大卒の場合は、まずシステム運用・監視、QAテスターといった標準化された職種で実務経験を積み、半年〜1年で開発職へステップアップするルートが現実的です。
難易度と聞くと職業の価値のように聞こえますが、実際は年収自体はインフラ職も遜色なく、職業的安定性が高いので職種での優位性はありません。
Q3. 現職が忙しくても面談は受けられますか?
受けられます。
ユニゾンキャリアやキッカケエージェントなど多くのIT専門エージェントが平日20時以降のオンライン面談に対応し、日程調整はLINEやメールでできます。
書類提出や質問への回答もチャットベースで進むため、残業が多い現職でも転職活動を並行しやすい仕組みが整っています。
なお、面談前に希望条件をテキストで共有するとヒアリング時間が短縮でき、1回30分程度のミーティングでも十分に準備が進みます。